【KMB】キンバリークラークは世界的な日用品メーカーで45年連続増配の配当貴族銘柄

キンバリークラークは1924年に世界で初めてティッシュペーパーを輩出した新聞用紙の製造で創業した老舗メーカーで45年連続増配の配当貴族銘柄

キンバリー・クラーク(Kimberly-Clark Corp)は米国の日用品メーカーで健康、衛生用製品の製造と販売を行う。

主要製品は、紙おむつ、小児・水泳用の紙パンツ、生理用品、失禁用衛生用品、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、ペーパータオル、紙ナプキンのほか、手術衣、マスク、グローブなどの使い捨て医療用品。

主要ブランドは「ハギーズ」、「クリネックス」、「スコット」など。

地域別売上は北米が5割、欧州が1割、アジア・中南米が4割となっている。

採用インデックス

  • S&P500
  • ラッセル1000

【KMB】Kimberly-Clark Corporation株価指標

2017年4月15日時点

PER 22.15倍

配当利回り 2.92%

最新情報→「YAHOO!FINANCE

【KMB】キンバリークラークの営業成績

ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)

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売上げは景気に関わらず安定している。グロスマージンは年々増加傾向にあり2016年時点では35%超えとなっている。

【KMB】キンバリークラークの利益・配当・純資産

EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率

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45年連続増配銘柄なのでDPSは毎年増加。過去10年の年間平均増配率は7.1%と安定した増配率を誇っている。EPSが近年乱高下中となっている。

【KMB】キンバリークラークのキャッシュフロー

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米国外比率が売上げの半分を占めるので為替の影響を受けやすい。

為替の影響があるものの、基本的にキンバリークラークのキャッシュフローは安定している。

ただ、近年新興国への売上げを伸ばしてきているので今後の成長も安定的に期待できる。

【KMB】キンバリークラークの株価チャート(10Year)

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2005年1月 株価62.99ドル 配当1.536ドル

2010年1月 株価61.62ドル 配当2.300ドル

2015年1月 株価117.01ドル 配当3.36ドル

2016年1月 株価128.50ドル 配当3.52ドル

2017年1月 株価115.92ドル 配当3.68ドル

ここ10年で株価は倍増、配当も2.3倍と着実に成長している企業といえる。

生活必需品セクターでのライバルは【PG】プロクター&ギャンブルとなるがキンバリークラークの強いブランド力を生かして永続する企業の一つではないかと考えている。

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