【WFC】ウェルズファーゴは米国4大銀行のひとつでウォーレンバフェット保有銘柄

ウェルズ・ファーゴは米国のリテール銀行大手でバフェットが愛する金融銘柄

ウェルズ・ファーゴ(Wells Fargo & Co)は米国の大手銀行持株会社で小口金融、商業銀行、企業向け銀行業務に加え、住宅ローン、自動車ローン、クレジットカード、設備リース、農業金融、商業金融、不動産金融のほか、証券仲介、投資銀行業務、保険代理販売、信託、資産運用、住宅債権回収、ベンチャー投資などの金融サービスを全米各地で提供。

個人と中小企業の融資が中心で、住宅ローン、中小企業向け融資、自動車ローン、商業不動産貸付はアメリカ1位、学生ローンはアメリカ2位などとなっており、他の米国金融企業は全世界に展開しているが、ウェルズファーゴは売上げの大半を米国で稼いでいます。

リテール銀行の大手であるウェルズファーゴは米国銀行の中で資産規模は4位だが、時価総額では1位の巨大銀行となっている。

1998年にノースウェスト銀行が買収したが、社名や本社は継続した。2008年にワコビア銀行を合併し全米屈指の規模となった。

12,500のATMを設置し、全世帯の1/3に世帯と取引している。

バフェット率いるバークシャーハサウェイがウェルズファーゴの10%の株式を保有している大株主で、バークシャーが保有しているポートフォリオの18%を占める。

採用インデックス

  • S&P100
  • S&P500
  • ラッセル1000

【WFC】ウェルズファーゴの営業成績

ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)

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リーマンショックで営業利益や純利益が落ち込んだものの、その後は大きく回復し、安定した売り上げを誇り利益は十分確保して安定成長している。

【WFC】ウェルズファーゴの利益・配当・純資産

EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率

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リーマンショックで減配しているが、その後は安定的に増配している。

BPSは安定して上昇しておりEPSも右肩上がりとなっている。

【WFC】ウェルズファーゴのキャッシュフロー

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金融特有ではあるが、キャッシュフローは毎年変動が大きい。

銀行株を保有するならば、このようなキャッシュフローであることを認識して購入するとよいでしょう。

【WFC】ウェルズファーゴの株価チャート(10Year)

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2005年1月 株価31.11ドル 配当1.04ドル

2010年1月 株価26.74ドル 配当0.20ドル

2015年1月 株価55.50ドル 配当1.40ドル

2016年1月 株価54.51ドル 配当1.50ドル

2017年1月 株価54.89ドル 配当1.52ドル

近年株価は伸び悩んでいる。金融業界の中では毛並みがよい優良企業なのですが、無断口座開設やクレジットカードを無断で発行したりする行為が発覚したのは記憶に新しいところ。

そんな不祥事で株価低迷中に突如現れたドナルドトランプに出現で所謂トランプラリーに乗って金融株が急上昇している。

当面は金利上昇局面で株価は買われる展開になると思われます。

ウェルズファーゴ一点買いは難しいが、配当もしっかり出しており安定した個人向け住宅ローンやオートローンなどの金融商品がメインであるため、金融株ポートフォリオとして組み込む場合候補としてよいのではないでしょうか。

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