バンクオブニューヨークメロンは多数の金融サービスを提供する大手銀行持株会社
バンクオブニューヨークメロン(Bank of New York Mellon Corp)は米国の大手銀行持株会社で世界36カ国以上で金融機関、企業、政府機関、個人資産家、基金、財団法人に一連の金融サービスを提供。主要銀行子会社はBNYメロンとBNYメロン・ナショナル・アソシエーションで、資産運用、証券保管、口座保管、プライベートバンキングなどのサービスを行う。
世界最大の信託銀行であるバンクオブニューヨークメロンは母体のバンクオブニューヨークにてアメリカ合衆国の父の一人アレクサンダー・ハミルトンは創始者。
実業家であるアンドリュー・メロンが業容を拡大したメロンフィナンシャルと2007年に合併した。
証券部門は28兆ドル超の預かり資産を持ち、資産運用部門はヘッジファンドを含む多数の運用会社を展開している。運用資産は1兆6000億ドル超。
ステート・ストリート、ノーザン・トラスト、メロンフィナンシャルとともに米国4大信託の一角だったがK、2006年12月にメロンとの合併を発表し、新会社は月山の資産管理受託が世界最大規模の16兆6000億ドルとなった。
合併時にはリテール部門をJPモルガンチェースに売却したため現在は機関投資家関係の信託業務に軸足を移している。
採用インデックス
- S&P100
- S&P500
- ラッセル1000
【BK】Bank of New York Mellon Corp株価指標
2017年4月9日時点
PER 14.97倍
配当利回り 1.61%
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【BK】バンクオブニューヨークメロンの営業成績
ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)
リーマンショック時には流石に大きな営業利益の落ち込みがあったが、その後は安定した利益率を計上している。
【BK】バンクオブニューヨークメロンの利益・配当・純資産
EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率
BPSは上昇しており、配当も2009年に減配したもののその後は増配を続けている。
【BK】バンクオブニューヨークメロンのキャッシュフロー
キャッシュフローは2013年を底にV字回復している。景気回復時や好景気時には更なるキャッシュフローを増加してくれると思われる。
【BK】バンクオブニューヨークメロンの株価チャート(10Year)
2005年1月 株価35.44ドル 配当0.848ドル
2010年1月 株価27.99ドル 配当0.360ドル
2015年1月 株価41.30ドル 配当0.68ドル
2016年1月 株価40.97ドル 配当0.68ドル
2017年1月 株価47.43ドル 配当0.76ドル
ネットバブル時の最高値には及ばないが、トランプラリーによってサブプライムローン問題に端を発した金融危機前の高値圏に迫っている。
2009年に減配しているが、その後は配当を増加している。