【ABBV】アッヴィはバイオ製薬の大手で高配当銘柄

アッヴィは【ABT】アボットラボラトリーズから分社化した新薬を主力としたバイオ銘柄

アッヴィ(AbbVie Inc)は米国の研究開発型バイオ医薬品企業で主にC型肝炎、神経学、免疫学、腫瘍学、慢性腎疾患および女性の疾患などの分野における医薬品の開発に取り組む。

【ABT】アボット・ラボラトリーズの研究開発医薬品部門の分離独立に伴い2013年度に設立。主力製品はリウマチ性関節炎や乾癬治療薬「ヒュミラ」など。

シーゲル銘柄とひとつでアボットラボラトリーズにおいては、ジェレミー・シーゲル著「株式投資の未来」によると1957年から2003年の間S&P500は10.85%の年率リターンに対しアッヴィ(アボットラボラトリー)は16.51%の年率リターンを叩き出している。

これは、フィリップモリス(現アルトリア)の年率リターン19.75%についで2位の運用成績となっている。

バイオ製薬の大手であるアッヴィは2013年にアボットラボラトリーズからスピンアウトし新薬を主体とした事業となっている高収益企業となっている。

抗リウマチ治療薬のヒュミラが大型薬。免疫学、ウィルス感染・C型肝炎、腎疾患、神経系などが重点領域。

2015年にがん治療薬のファーマサイクリックを210億ドルで買収、血液がん治療薬のインブルビカを獲得している。

特許切れが近いヒュミラに業績依存度が高くバイオンミラー(バイオ後続品)の影響が懸念であるが、その他の新薬も開発中でありリカバリーできるのではないかと言われている。

また、2017年3月時点では4%超えの高配当であり、アボットラボラトリーズからスピンアウト後も連続増配を続けており、アボットラボラトリーの増配年数を合計すると43年連続増配を記録中である配当貴族銘柄である。

バイオ銘柄のポートフォリオ組み込み最有力銘柄ですね。

採用インデックス

  • S&P100
  • S&P500
  • ラッセル1000

【ABBV】アッヴィの営業成績

ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)

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売上げも順調に推移しており、営業利益率も高い。

【ABBV】アッヴィの利益・配当・純資産

EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率

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ROEも十分高く、連続増配銘柄なためDPSも毎年上昇中。

2013年上場なのでデータは少ない。

【ABBV】アッヴィのキャッシュフロー

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キャッシュフローも潤沢である。これらを難しい新薬開発に企てるかM&Aにより新薬を傘下に収めるかで今後の業績に繋がる経営と技術力が求められるでしょう。

【ABBV】アッヴィの株価チャート(10Year)

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2005年1月 株価-ドル 配当-ドル

2010年1月 株価-ドル 配当-ドル

2015年1月 株価66.72ドル 配当1.68ドル

2016年1月 株価59.50ドル 配当2.04ドル

2017年1月 株価62.73ドル 配当2.28ドル

アボットラボラトリーズから分社化し2013年上場後株価は1.5倍ほどの上昇率となっている。配当はすこぶる高く、現在2017年3月現在4%の高配当を維持している。

バイオ銘柄なため、ボラティリティは若干高い傾向にあるが高配当かつ高齢化社会による需要は尽きないだろう。

シーゲル銘柄である【ABT】アボットラボラトリーズからスピンアウトした【ABBV】アッヴィは今後も注目銘柄になるだろう。

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