【HD】ホームデポは世界最大のホームセンターでDIY,DIFM中心に大型店舗により品ぞろえが豊富なダウ工業株30種平均株価指数採用銘柄

ホームデポは戸建て中心のアメリカに多数の店舗を持つホームセンター世界最大手でダウ30種採用の優良銘柄

ホーム・デポ(The Home Depot Inc)はホームセンターチェーンの米国大手で各種建材、日曜大工用品、園芸用品を扱う。

また、カーペット・床工事、キャビネット、キッチンカウンター、温水器、エアコンの据付工事などのサービスを提供。各店舗は全国ブランドのほか、「ビゴロ」、「エバービルト」、「ハンプトン・ベイ」、「ハスキー」、「リョービ」など自社・専売ブランドを扱う。

ホームセンター業界首位のホームデポは米国内を中心に大型店舗を運営し最大4万点、注文25万点と品ぞろえが豊富。

プロ向け以外にも中古住宅が数多く流通することを背景に一般の日曜大工市場を開拓。DIY(Do it yourself)向けに道具を貸出、DIFM(Do It For Me)向けに設置・製作サービスを提供。経験豊富なプロスタッフがサポートしてくれる。

  • DIY(Do it yourself):DIY顧客へ商品の販売や工具をレンタルするサービスを提供する。
    商品を購入し、修理や設置を消費者自身ですべて行う。
  • DIFM(Do It For Me):DIFM顧客へ商品の販売。設置や製作サービスの提供。
    商品を購入し、設置や製作はホームデポに依頼する。
  • プロ:住宅施工業者向けのサービスを提供。

一戸建てが中心のアメリカでは日曜大工は普通に行うため、顧客は多く、住宅がある限り需要は尽きない。住宅の増加により売上も伸びる傾向にある。

同業種のライバルはあまりなく、ホームセンター業界では売上げ時価総額共に圧倒的に抜きんでている。

また、小売を脅かしているアマゾンが低価格で商品販売を展開することはあるかと思うが、ホームデポは商品だけでなく、簡単な修繕に必要な工具をレンタルしたり、消費者が難しく感じた場合プロスタッフが据え付けや工事などをアフターサービスとして対応してくれる。

つまり、売って終わりではない業種といえるため、ホームデポのシェアは大きく揺るがないと思われる。

採用インデックス

  • ダウ30
  • S&P100
  • S&P500
  • ラッセル1000

【HD】ホームデポの営業成績

ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)

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リーマンショックの影響は思ったほど大きくなく、回復期にも安定成長している。

【HD】ホームデポの利益・配当・純資産

EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率

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配当据え置き時期はあるが、安定的に配当も増配傾向にある。

EPSもしっかりと上昇している。グラフ見ていると優秀ですね。

【HD】ホームデポのキャッシュフロー

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大きな設備投資も必要なく既存店舗の拡充及び、増加傾向のキャッシュフローで新規店舗の拡大にも利用できる。

若干キャッシュフローマージンが高くないが安定的な経営が行われていると見て取れます。

【HD】ホームデポの株価チャート(10Year)

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2005年1月 株価42.99ドル 配当0.34ドル

2010年1月 株価28.01ドル 配当0.90ドル

2015年1月 株価104.75ドル 配当1.88ドル

2016年1月 株価133.08ドル 配当2.36ドル

2017年1月 株価135.64ドル 配当2.76ドル

事業内容の安定度とは裏腹に株価は景気に敏感で増減が激しい。

また、配当も増加傾向にあり長期保有銘柄といえる。

不景気の時に株価が大きく下落する傾向にあるため、景気タイミングを注視しながら買い増し実施していけば、事業は安定していることから大きなリターンを得れらるのではないかと思われます。

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