4─5月世界売上高30%減で需要回復の兆しのマクドナルドより四半期配当67.50ドルを獲得
米マクドナルド(MCD.N)は16日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で4─5月の世界既存店売上高が30%減少したと明らかにした。
しかし、経済活動再開に伴い、需要は5月に入り米国を中心に改善の兆しを示していると指摘した。
4月の世界既存店売上高は39%の落ち込み。5月も21%減となったものの、減少率は鈍化した。主に、4月にフランス、スペイン、英国、イタリアで全店舗が休業となったことが響いたと指摘した。
4─5月の米既存店売上高は12%減。しかし、売上高は4月に19%減となった後、5月には5%減まで回復した。
ケンプチンスキー最高経営責任者(CEO)は、業績回復に向けた計画の一環として広告費を2億ドル拡大する方針について、「パンデミックに対応し業績回復を加速させる措置を講じ、コロナ危機の次の局面への備えを十分に整える」と述べた。
コロナウィルス影響あるもドライブスルーなどのテイクアウトで被害を少なくしているマクドナルドよりから四半期配当54株分67.5ドルの四半期配当を受け取りました。
【MCD】マクドナルドからの配当金
マクドナルドより1株あたり1.25ドルの四半期配当金となっていので、1.25×54=67.50ドルが実際の配当金となります。
2020年6月【MCD】配当との比較
前回四半期配当より買い増しを行ったことで配当が増加しています。
【MCD】McDonald’s Corpの主要指標(2020年6月18日)
株価 190.32ドル
PER 24.00倍
年間配当 5.00ドル
配当利回り 2.67%
年率EPS 5.59ドル
Payout Ratio 89.41%
増配年 44年連続(Since 1974)
【MCD】マクドナルドの日足チャート(1Year)
【MCD】マクドナルドの週足チャート(5Year)
外食チェーンで外出禁止で厳しい業界であっても、ファストフード大手のマクドナルドは損失を限定させ力強い耐力を見せている。