【MCD】ドライブスルーの注文を自動化する会話エージェント開発スタートアップを買収のマクドナルドを196.12ドルで3株買い増し(2019年12月)

多言語での音声注文を自動化できる会話エージェントを開発するスタートアップのApprente(アプレンテ)を買収したと発表したマクドナルドを3株588.36ドルで追加購入

McDonald’s(マクドナルド)はファストフード体験を再発明すべく、テクノロジー企業の買収にさらに力を入れている。

米国時間9月10日、同社は多言語での音声注文を自動化できる会話エージェントを開発するスタートアップのApprente(アプレンテ)を買収したと発表した。

これがファストフードのドライブスルーに適しているというのが、まさにマクドナルド幹部の考えだ。

実際、同社はすでにApprenteの技術を一部地域でテストしており「より早く、より簡単に、より正確にオーダーをとる」とされる音声ドライブスルー(ロボットフライヤーと一緒に)を開発している。

マクドナルドによると、この技術はモバイルやキオスクでの注文でも利用できるという。これにより待ち時間が短縮されるだけでなく、より少ないスタッフで店舗を運営できるようになるかもしれない。

今年初めに同社は、天気や店舗の混み具合にもとづいてカスタマイズされたドライブスルー体験を提供することを目的に、3億ドル(約320億円)以上でオンラインパーソナライゼーションのスタートアップのDynamic Yieldを買収した。また、モバイルアプリ開発会社のPlexureにも投資した。

マクドナルドは現在、シリコンバレーを拠点とするApprenteチームが設立チームとして参加し、Apprenteの共同創設者であるItamar Arel(イタマル・アレル)氏がバイスプレジデントとなる、新しいグループのMcD Tech Labsを創設することで、テクノロジーへの投資を倍増させようとしている。またマクドナルドは、エンジニアやデータサイエンティスト、その他の技術専門家を雇用してチームを拡大すると伝えた。

「テクノロジーのインフラとデジタルの可能性の構築は、Velocity Growth Planの基本であり、高まる顧客の期待に応えると同時に、クルー(従業員)がよりシンプルかつ楽しく顧客にサービスを提供できるようにします」と、マクドナルドの社長兼CEOのSteve Easterbrook(スティーブ・イースターブルック)氏は声明で伝えた。

「Apprenteの才能あるチームと彼らが開発した技術は、当社のGlobal Technologyチームが統合されるMcD Tech Labsのベースとなり、イノベーション文化をさらに前進させる」

Apprenteは2017年に設立され、AME Cloud VenturesやMorado Ventures、Pathbreaker Ventures、Point72Ventures、Greylock Partners、StageOne Venturesなどから合計480万ドル(約5億2000万円)を調達したと、Crunchbaseは伝えている。なお、今回の買収の金銭的条件は明らかにされていない。

ドライブスルーの最適化を目指していくマクドナルド買い増しで合計保有株は54株となり平均買付株価は141.23ドルとなった。

【MCD】McDonald’s Corpの株価指標

株価 196.12ドル

PER 25.79倍

年間配当 5.00ドル

配当利回り 2.57%

年率EPS 7.05ドル

Payout Ratio 63.73%

増配年 43年連続(Since 1974)

マクドナルドの購入理由

  • 43年連続増配であること
  • 連続増配銘柄であること
  • NYダウ工業株30種指数銘柄であること
  • 増配率も年間4%超えを維持し続けていること

1株あたり年間配当額は5.00ドルなので5.00×3=15.0ドル(1630円)の配当を得られる権利を獲得した。

【MCD】マクドナルド日足チャート(1Year)

【MCD】マクドナルド週足チャート(5Year)

ちょっと株価は軟調だったが、個別に大きな下落はないように感じる。

米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ

今回のマクドナルド買い増しで米国株太郎ポートフォリオ比率は8.5%になった。

次の定期購入ターゲットは米国株太郎10種+S&P500ETFのアメリカ株ポートフォリオが低い、【VOO】バンガード・S&P500 ETF、【XOM】エクソンモービル、【IBM】アイビーエムで考えている。

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