【MCD】マクドナルドより四半期配当(2018年3月)

ストローを「紙」にしてみる試験を開始するマクドナルドより四半期配当38.38ドルを獲得

イギリスのマクドナルドは、店舗で試験的に紙のストローを使用すると発表した。プラスティック製ストローを段階的に廃止し、環境を保護する目的だ。

マクドナルドはイギリス国内に1300店舗ある。5月からいくつかの店舗で試験運用を始める。現在使用しているプラスチック製ストローはリサイクル可能だが、利用客の多くが分別しないまま捨てている。紙のストローは、生物分解ができるという利点がある。

海洋の環境保護を支援する団体「マリン・カンバセーション・ソサエティ」によると、イギリス国内全体では、年間でおよそ85億本のプラスチック製ストローを使用している。イギリスの主要なパブ、バー、レストランチェーンではすでにプラスチック製ストローの削減に取り組み始めている所もある。パブチェーンの「ウェザースプーン」や、バーレストランチェーンの「オール・バー・ワン」、日本食レストランチェーンの「ワガママ」などだ。

しかし、環境問題の活動家の中には、企業はストローをすべてやめてしまうのではなくて、その代わりに紙製などの代替品を提供してほしいという声もある。脊髄性筋萎縮症(SMA)患者のミカエラ・ハリウッドさんもその一人だ。彼女は、ストローを使わないと飲み物が飲めない障害者もいると指摘する。

紙製ストローの試験に加えて、違う取り組みもする。5月からいくつかの店舗で、ストローがほしい場合、店員に申告する仕組みに変える。そうすることで、ゴミが減るかどうかの試験のためだ。

マクドナルドUKのポール・ポムロイCEOは声明で、「プラスチックの使用量削減は、私たちのビジネスにとっても、外食産業にとっても、そして社会全体にとっても極めて重要な問題です」と語った。

「積極的に、店舗内でのリサイクルを推進していきます。2015年以来、1000以上の店で、リサイクル製品を使っています。また、分別もかんたんにできるようにしています。イギリス全土でゴミのポイ捨てをなくす取り組みを支援し、地域の店舗でも定期的にポイ捨て防止活動をします」

スカイニュースによると、ポムロイCEOは、こうしたリサイクルの取り組みにも不十分なところがあると認めている。例えば、プラスチックを使用しているドリンクの蓋を、環境に優しい素材に切り替える方法はまだ見つかっていないという。

「蓋の切り替えは難しいですが、製品の業者と協力し、解決策を見つけていきます」と、ポムロイCEOは語った。

環境に配慮しストローを紙化する試験を行うマクドナルドから四半期配当33株分38.38ドルの四半期配当を受け取りました。

【MCD】マクドナルドからの配当金

マクドナルドより1株あたり1.01ドルの四半期配当金となっているので、1.01×38=38.38ドルが実際の配当金となります。

2017年12月【MCD】配当との比較

4株買い増しを実施したことによる配当増加があります。

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【MCD】McDonald’s Corpの主要指標(2018年4月1日)

株価 156.38ドル

PER 24.55倍

BETA 0.74

年間配当 4.04ドル

配当利回り 2.58%

年率EPS 7.58ドル

Payout Ratio 53.3%

増配年 42年連続(Since 1974)

【MCD】マクドナルドの日足チャート(1Year)

【MCD】マクドナルドの週足チャート(5Year)

株価上昇も一旦2018年1月をピークに落ち着いている。

これらも含めて他銘柄と比較しながら買い増しを定期的に行っていくことにする。

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