【KHC】クラフトハインツはクラフトフーズとHJハインツが合併したチーズやケチャップなどを製造販売する食品大手でウォーレンバフェット銘柄

クラフトハインツは現在バークシャーハサウェイのポートフォリオ上位を占める食品大手でバフェット銘柄のひとつ

クラフトハインツ(The Kraft Heinz Co)は米国の大手加工食品メーカー。

主に米国とカナダで製造し世界各地で販売に従事し、チーズ各種やチーズ加工品、ケチャップ、調味料、缶詰・冷凍食品、飲料、コーヒー、その他加工食料品を扱う。

主要商標名は「クラフト」、「ハインツ」、「カプリ・サン」、「クールエイド」、「オスカー・マイヤーズ」など

2015年に食品大手のクラフトフーズとケチャップで有名なHJハインツが合併し食品飲料業界で北米3位、世界5位の規模となる新しい会社となっている。

1903年創業のクラフトフーズはチーズを主力とした食品大手で、1988フィリップモリスに買収され、2007年にはスピンオフし再度独立企業となった経緯を持ち、北米事業が売上げの大半を占める。

1876年創業のHJハインツは世界流通量1位の商品であるトマトケチャップを筆頭に冷凍食品などの伝統と歴史を誇る食品メーカー。

売上は110億ドル(1兆3000億円)で過半の売上げを北米外で稼ぐグローバル企業。

2013年にはバフェット率いるバークシャーハサウェイに買収された。

上記HJハインツとクラフトフーズの合併で米国内外に強みを持つグローバル企業となることを目指している。

2017年3月31日時点

PER　32.26倍　最新情報リンク

配当利回り　2.64%　最新情報リンク

ROA：総資本利益率(%)
粗利率：グロスマージン(%)

合併して歴史が浅すぎるのでデータが少ない。

売上げは統廃合が進んでいるので波はあるが、粗利率、営業利益率は比較的安定している。

EPS：一株当たり利益
DPS：一株当たり配当
BPS：一株当たり純資産
ROE：株主資本利益率

このデータだと何とも言えない。配当のほうは合併後直ぐに株主還元している。

キャッシュフローも現時点では及第点。合併後のデータが落ち着いてくれば安定したキャッシュフローグラフになっていくのではないかと思っている。

2005年1月　株価-ドル　配当-ドル

2010年1月　株価-ドル　配当-ドル

2015年1月　株価-ドル　配当-ドル

2016年1月　株価73.37ドル　配当2.30ドル

2017年1月　株価88.02ドル　配当2.40ドル

チーズのクラフトもケチャップのハインツも有名ではあるが、合併後の情報は少ないため現時点ではどのようになるか未知数である。

ハインツはバフェット銘柄であったことからプレミアはつくだろう。