【MA】マスターカードはクレジットカード会社大手で決済処理手数料が主なビジネスの高収益企業

マスターカードはビザに次ぐ決済高世界2位の大手クレジットカード会社で収益率が高い大手優良銘柄

マスターカード(Mastercard Inc)は米国の大手クレジットカード決済サービス企業で個人、金融機関、加盟店、政府機関、企業に電子決済ネットワークを世界的に提供。

「MasterCard」クレジット・デビットカード、「Maestro」オンラインデビットカードサービス、銀行オンラインネットワークシステム「Cirrus」、プリペイドプログラム、非接触型決済サービス、口座振替サービス等を提供している。

クレジットカードの世界シェアは【V】ビザに続く世界2位のシェアを確保しており、国際ブランド価値も高く世界で通用するクレジットカードとなっている。

  1. VISA:59.4%
  2. マスターカード:28.8%
  3. アメリカンエキスプレス:8.8%
  4. JCB:1.8%
  5. ダイナーズ:1.2%

マスターカードは世界で3割のシェアを持ち【V】ビザと【MA】マスターカードの2枚を持っていれば困ることはないでしょう。

クレジットカードの世界シェア2位のマスターカードは決済処理手数料が収益の柱である。

テレビコマーシャルの「priceless(プライスレス)」のキャッチフレーズで有名。

2002年にEuroCardと統合し、クレジットカードのMasterCard、世界の銀行ATMで利用可能なオンラインシステムCirrus、デビットカードMaestroを展開している。

また、2013年よりクラウドを活用したデジタル・ウォレットサービスMasterPassも開始しており、より手軽に利用できるサービスを拡張している。

クレジットカードが永続する限りVISAと並びMastercardのブランドは維持され、圧倒的な収益を上げ続ける企業と言えます。

採用インデックス

  • S&P100
  • S&P500
  • ラッセル1000

【MA】マスターカードの営業成績

ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)

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売上げも順調な伸びで、ここ10年で2倍となっている。一般的に売上げが急伸すると利益率が低くなる傾向にあるが、営業利益率はなんと50%を超え続けている。

【MA】マスターカードの利益・配当・純資産

EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率

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金融危機であったリーマンショックを除いてEPSも圧倒的な伸びを示しており、ROEもすこぶる高い。

配当率は現在低いが、EPSの伸びとともに増配も継続している。2006年株式上場より配当を開始しており、増配率は10年平均で年率55.8%の増加率を叩き出している。

【MA】マスターカードのキャッシュフロー

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【V】ビザ同様にマスターカードのキャッシュフローは素晴らしくとてつもないキャッシュフローとなっている。

【MA】マスターカードの株価チャート(10Year)

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2005年1月 株価-ドル 配当-ドル

2010年1月 株価25.86ドル 配当0.42ドル

2015年1月 株価87.18ドル 配当1.92ドル

2016年1月 株価98.25ドル 配当0.56ドル

2017年1月 株価103.86ドル 配当0.66ドル

10年前よりマスターカードの株価は10倍となっており、週足のRSIを見てもリーマンショック以外は大きく売られる展開にはなっていない。

配当は0.7%程度と低いが、増配率では10年平均の年率55.8%と大幅増配を続けている。しかし、株価上昇も急なため配当率は低い状態が続いている。将来的には配当貴族銘柄入りする銘柄の可能性が高いと思われる。

VISAとMastarcardは設備投資も低く、人々が便利であるクレカ決済をすればするほど手数料を稼ぐビジネスなため、ある一定のシェアを確保すれば安定的な収入が入ってくる高収益企業となっている。

【AXP】アメリカンエキスプレスのようにクレジット決済の貸し出しを行っていないため、貸し倒れが発生しないことも大きな要素と捉えられます。

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