シティグループはCitiブランドでリテール業務やカードビジネス,投資銀行業務などの金融商品サービスを提供する大手銀行
シティグループは個人と法人向けに世界160カ国以上で金融サービスを展開する米国の大手銀行持株会社。
クレジットカード「Citi」を含む一般消費者向け小売銀行業務、企業向け銀行業務、投資銀行、証券仲介、機関投資家向けのプライベートバンキングなどの業務を行う。
また資産運用・管理のほか、米国内外での住宅ローンや個人融資などの消費者金融も扱う。
シティグループは米国4大銀行の一角です。アメリカ4大銀行とは
- JPモルガン・チェース【JPM】
- バンク・オブ・アメリカ【BAC】
- シティグループ【C】
- ウェルズ・ファーゴ【WFC】
のことを指します。世界的に超有名な金融機関ばかりですね。
主力のCiticorp部門ではCitiブランドのもと160か国以上の国と地域でリテール業務、カードビジネス、投資銀行業務などの金融サービスを提供している。
口座数は約2億。Citi Holdings部門は主に証券ブローカー業務及び資産管理業務を担う。
事業再編で11か国のリテール業務から撤退、日本では三井住友銀行に2015年11月に売却を完了している。
アメックスが独占していたコストコのクレジットカード決済をシティとVISAが奪い取ったのも記憶に新しい。
採用インデックス
- S&P100
- S&P500
- ラッセル1000
【C】シティグループの営業成績
ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)
米国発サブプライムローン問題で大きく落ち込むも売上高は以外と堅持している。
【C】シティグループの利益・配当・純資産
EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率
2007年に配当性向の値がぶっとんでいますが、配当はリーマンショック以降極めて少ない状況が続いている。
EPSも低空飛行が続いている。
ただ、BPS自体はリーマンショック後も何とか減少することなく踏みとどまっている。
【C】シティグループのキャッシュフロー
金融株特有で景気の波で大きくブレている。これはシティグループのみならず他大手銀行も同様である。
【C】シティグループの株価チャート(10Year)
2005年1月 株価490.00ドル 配当16.00ドル
2010年1月 株価33.30ドル 配当0.00ドル
2015年1月 株価54.95ドル 配当0.04ドル
2016年1月 株価52.07ドル 配当0.20ドル
2017年1月 株価59.50ドル 配当0.64ドル
サブプライムローン発端のリーマンショックで見るも無残な株価の下落に陥った。
現在も金融危機以前の株価へ戻すことがない状態となっている。
このようなチャートを見ることで、身が引き締まる気がした。
ただ、シティグループも近年は回復傾向にあり大手銀行の名誉を回復しつつある。