アルツハイマーやパーキンソン病研究中止で300人削減するファイザーより四半期配当24.48ドルを獲得
米ファイザーは、アルツハイマー病やパーキンソン病の研究を含む神経科学の新薬研究開発を中止することを決定した。約300人の削減につながる。
ファイザーは電子メールで送付した資料で、社内での事業見直しの結果、神経科学の創薬プログラムを打ち切ることを決めたと説明。雇用削減は主にマサチューセッツ州のケンブリッジ、アンドーバー、コネティカット州グロトンの施設の従業員に影響する。
ファイザーは、同業の米イーライリリーと共同開発中の疼(とう)痛治療薬タネズマブ、線維筋痛症治療薬「リリカ」の研究支援は継続し、希少疾患の神経治療薬の研究も同様に続けるとした。また、神経科学に取り組むベンチャーファンドを近く開始する予定であることも明らかにした。
日本企業と違い決断は早い米国企業のファイザーから72株分の四半期配当を獲得した。
【PFE】ファイザーからの配当金
【PFE】より1株あたり0.34ドルの四半期配当金となっているので、0.34×72=24.48ドルが実際の配当金となります。
2017年12月【PFE】配当との比較
前回の四半期配当から買い増しを行ってないが、6.3%の増配により配当金が増加しています。
【PFE】Pfizer Incの主要指標の主要指標(2017年12月10日)
株価 36.77ドル
PER 10.49倍
BETA -
年間配当 1.28ドル
配当利回り 3.70%
年率EPS 2.95ドル
Payout Ratio 46.1%
増配年 8年連続(Since 2010)
【PFE】ファイザーの日足チャート(1Year)
【PFE】ファイザーの週足チャート(5Year)
リーマンショック時、M&A等により減配実施したが、その後着実に増配を続けている。
世界最大級のファイザーを定期的にウォッチし状況に応じて買い増し実施していく。