Q1は減収であったが通期では売上増の見通しを立てているプロクター&ギャンブルを7株600.32ドルで追加購入
2015年11月に就任したデービッド・テイラー最高経営責任者(CEO)の重要目標は成長復活だが、目標達成にはまだ至っていない。
同CEOは低迷する売り上げの押し上げに注力してきたが、為替要因が向かい風になったこともあって、1-3月(第3四半期)は引き続き減収となった。
P&Gは新しいブランドからの挑戦を受けているほか、小売業者からの要求も強くなっている。テイラーCEOはジレットのカミソリなど高い利益を生み出していた商品の一段の値引きを余儀なくされている。海外の経済が不安定で海外顧客の高級品への意欲が鈍っていることも影響した。
純売上高は前年同期比1%減の156億ドル(約1兆7400億円)と、市場予想の157億ドルを下回った。ただし、為替の影響を除いた実質ベースでは1%増加した。
一部項目を除く1株利益は96セントと、アナリスト予想の94セントを上回った。売り上げが低迷する中でも費用削減が利益維持につながった。
通期の実質ベースでの売上高については、2-3%増との見通しを維持した。ただし、今のところ「このレンジの下限」で推移していることを明らかにした。
経費削減が功奏し1部項目を除く1株利益は予想を上回り通期の実質ベース売上高の見通しは2-3%を維持予定のプロクター&ギャンブルの買い増しで合計保有株は53株となり平均買付株価は85.87ドルとなった。
【PG】Procter & Gamble Coの株価指標
株価 85.76ドル
PER 24.02倍
年間配当 2.76ドル
配当利回り 3.21%
BETA 0.63
年率EPS 3.86ドル
Payout Ratio 71.5%
増配年 61年連続(Since 1956)
【PG】プロクター&ギャンブルの購入理由
- 61年連続増配の配当王
- 一般消費者に馴染みが多い日用品ブランドを多数輩出している
- ダウ銘柄で安定優良株。
1株あたり年間配当額は2.76ドルなので2.76×7=19.32ドル(2100円)の配当を得られる権利を獲得した。
【PG】プロクター&ギャンブルの日足チャート(1Year)
【PG】プロクター&ギャンブルの週足チャート(5Year)
第一四半期の【PG】決算が芳しくなく若干調整が入っているがチャートを見ても大きく売られているわけではない。
相変わらずの毎月定期購入です。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のプロクター&ギャンブル買い増しで米国株ポートフォリオ比率は7.9%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【KO】コカコーラ、【PM】フィリップモリス、【MO】アルトリアで考えている。