JPモルガンチェースは世界60か国以上に営業拠点を持つ世界有数の金融グループで投資銀行業務に強い金融銘柄
JPモルガンチェースは米国23州で銀行業務に従事。チェース・バンクUSAはクレジットカード発行を手掛ける。
非銀行系のJPモルガン・セキュリティーズは投資銀行、債券・株式業務を行う。米国外の約60カ国において金融事業を展開する。
2000年にJPモルガンとチェースが合併し、買収などを重ね米国内で最大の投資規模を誇る企業と成長した。
JPモルガンは大企業、政府、機関投資家、裕福層個人向けに全米トップの投資銀行業務、プライベートバンキングなどを展開している。
チェースは米国内の個人や中小企業向けに商業銀行として活動している。
採用インデックス
- ダウ30
- S&P100
- S&P500
- ラッセル1000
【JPM】JPモルガンチェースの営業成績
ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)
2008年の金融セクターでありながら、2008年のリーマンショックでも大きな損失もなくM&Aを繰り返しながら売上げを堅持しています。
純利益もリーマンショック後から右肩上がりである。
【JPM】JPモルガンチェースの利益・配当・純資産
EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率
EPSをしっかり伸ばしているのが特徴です。経営がうまくいっていますね。
【JPM】JPモルガンチェースのキャッシュフロー
金融特有であるが、やはり景気の影響は大きい。
【JPM】JPモルガンチェースの株価チャート(10Year)
2005年1月 株価39.48ドル 配当1.360ドル
2010年1月 株価41.62ドル 配当0.200ドル
2015年1月 株価63.30ドル 配当1.600ドル
2016年1月 株価66.19ドル 配当1.760ドル
2017年1月 株価86.10ドル 配当1.920ドル
さすがにリーマンショック時には減配を余儀なくされている。これは、JPモルガンチェースだけ配当据え置きや増配ができにくい環境だったのではないかと思われる。
また、株価は横ばいが続いていたがトランプラリーの恩恵を受けて2016年末より急上昇中である。
会社としても増配を続けていく方針なので金融株としてポートフォリオに組み込む候補の1つではないでしょうか。