食品安全部門をスピンオフし、ネオゲンと統合のスリーエムより四半期配当14.80ドルを獲得
食品安全検査用品を手掛けるネオゲン <NEOG> が上昇。3M <MMM> が食品安全部門をスピンオフし、ネオゲンと統合する。合併後の新会社を約93億ドルで評価することでも合意した。
税務上優遇されるリバース・モリス・トラストを使い、ネオゲンの株主は新会社の49.9%を所有し、3Mの株主が約50.1%を所有する。
3Mの幹部はポストイットからN95呼吸器、スマホのタッチスクリーン、工業用接着剤に至るまで、あらゆる事業ポートフォリオを管理するための積極的なアプローチである点を強調した。
※リバース・モリス・トラスト
親会社が売却しようとする子会社の株式を親会社の株主に分配することで税務上のメリットを受けるM&Aの手法の一つ。
スピンオフ後もネオゲンが支えて欲しいと考えるスリーエムから四半期配当10株分の四半期配当を受け取りました。
【MMM】スリーエムからの配当金
スリーエムより1株あたり1.48ドルの四半期配当金となっているので、1.48×10=14.80ドルが実際の配当金となります。
2021年12月【MMM】配当との比較
前回四半期配当から買い増し実施していないため配当差異はありません。
【MMM】3M Companyの主要指標(2021年12月17日)
株価 178.31ドル
PER 19.13倍
年間配当 5.92ドル
配当利回り 3.32%
年率EPS 10.42ドル
Payout Ratio 56.8%
増配年 63年連続(Since 1958)
【MMM】スリーエムの日足チャート(1Year)
【MMM】スリーエムの週足チャート(5Year)
ボラティリティも高く景気敏感株でもあるが、連続増配の配当王銘柄なのでスリーエムはHOLD予定です。