産業用IoTデータ活用で協業のアイビーエムより四半期配当140.18ドルを獲得
シーメンス、IBM、Red Hatは、ハイブリッドクラウドを使用する新たなコラボレーションを発表した。これは、製造メーカーとプラント・オペレーターがオペレーショナル・データからリアルタイムの価値を生み出すことを可能にする、ソリューションを提供するよう設計されているという。
本コラボレーションを通して、シーメンス デジタル インダストリーズ ソフトウェアはRed Hat OpenShift上に構築されたIBMのオープン・ハイブリッドクラウドのアプローチを応用し、「MindSphere」のデプロイメントの柔軟性を拡張する。これにより、オンプレミスでMindSphereを実行して、ファクトリーやプラントのオペレーションにおける俊敏性を高めることができる。
また、クラウドを介してシームレスな製品サポート、アップデート、およびエンタープライズへの接続を実現できるようになるとしている。
IBMのエネルギー、リソースおよび製造担当ゼネラル・マネージャーであるマニシュ・チャウラ(Manish Chawla)氏は、「現状では、ほとんどの産業用データは、製造業務、サプライチェーン、またはコネクテッド製品などITの外部で生成されています。
デジタル技術を活用するには、製造メーカーはデータをエンタープライズ・クラウドに送信するか、または技術をレベルダウンする必要があります。シーメンスとのコラボレーションではハイブリッドクラウドを使用しており、両方の世界の『いいとこどり』を製造メーカーに提供するよう設計されています。
つまり、自律性、スピード、およびエッジで処理される作業現場のデータの制御と、エンタープライズへのシームレスな接続です」と述べている。
シーメンスとのコラボレーションは、製造、エネルギー、スマートシティ、通信、金融サービスなど、重要な業界にわたるハイブリッドクラウドやオープン・アーキテクチャーの採用促進に投資するIBMのエコシステム・プログラムの一部。
シーメンスは、IBMのエコシステムへの10億ドル投資の一貫として設立されたIBMのCloud Engagement Fundを活用して、技術リソースとクラウド・クレジットにアクセスし、顧客ワークロードのハイブリッドクラウド環境への移行をサポートしているという。
産業分野でのクラウド化も注視していくアイビーエムから四半期配当86株分140.18ドルの四半期配当を受け取りました。
【IBM】アイビーエムからの配当金
アイビーエムより1株あたり1.63ドルの四半期配当金となっているので、1.63×86=140.18ドルが実際の配当金となります。
2020年12月【IBM】配当との比較
前回の四半期配当から買い増しを行っていないため配当差異はありません。
【IBM】International Business Machines Corpの主要指標(2021年3月13日)
株価 127.61ドル
PER 20.32倍
年間配当 6.52ドル
配当利回り 5.10%
年率EPS 11.12ドル
Payout Ratio -%
増配年 25年連続(Since 1995)
【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)
【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)
コロナでもそうでなくても永遠の不発弾なのか。