高コレステロール血症治療薬の開発を打ち切り第3四半期利益が予想を下回ったことで株価が下落したファイザーを17株523.079ドルで追加購入
米製薬大手のファイザーは11月1日、高脂血症治療薬「ボコシズマブ」の開発を中止すると発表した。
悪玉コレステロールを低減する効果が次第に薄れ、副作用を発症させる可能性があるためという。
開発中止に伴う損失を2016年10~12月期に1株あたり約0.04ドル計上する。16年12月期通期の1株利益見通しについては従来予想(2.38~2.48ドル)の上限を引き下げ、2.38~2.43ドルに修正した。
ボコシズマブは服用から52週で悪玉コレステロールを低減する効果がなくなると結論づけた。
イアン・リード最高経営責任者(CEO)は同日のウェブ会見で「買収などを通じ心血管疾患領域の治療薬に今後も注力していく」と強調した。
同日発表した16年7~9月期決算は、純利益が前年同期比38%減の13億2000万ドル(約1390億円)だった。研究開発費の増加やリストラ・買収関連費用が重荷となった。売上高は8%増の130億4500万ドル。後発薬大手ホスピーラの買収が寄与した。
そんな悪材料が出てきたニュースで株価下落中のファイザーを追加購入した。
今回のファイザー買い増しで合計保有株は83株となり平均買付株価は30.62ドルとなった。
【PFE】Pfizer Incの株価指標
株価 30.767ドル
PER 27.39倍
年間配当 1.20ドル
配当利回り 3.90%
BETA 0.97
年率EPS 2.47ドル
Payout Ratio 48.6%
増配年 6年連続(Since 2010)
ファイザーの購入理由
- 世界最大級の製薬会社であること
- NYダウ工業株30種指数銘柄であること
- リーマンショック時に減配しているが、それまでは41年連続増配している実績もある
1株あたり年間配当額は1.20ドルなので1.20×17=20.4ドル(2100円)の配当を得られる権利を獲得した。
【PFE】ファイザー日足チャート(1Year)
【PFE】ファイザー週足チャート(5Year)
いい感じで下げています。どこまで下げるかは未知数なので、ダウ銘柄かつ高配当のファイザーは下げたら買いのスタンスで今後も進める。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のファイザー買い増しで米国株太郎ポートフォリオ比率は9%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン、【WMT】ウォルマート、【PG】プロクター&ギャンブルで考えている。