7-9月(第3四半期)売上高はアナリスト予想に届かなかった。増収の流れが短い期間で止まったことで、クラウドや人工知能(AI)といった新しい事業を通じて成長を押し上げる戦略に疑問が生じる形となったアイビーエムを8株1036.16ドルでNISAにて追加購入
7-9月期の売上高は2.1%減の188億ドル(約2兆1100億円)と、アナリスト予想の191億ドルを下回った。注目すべき重要な数値となってきたクラウド分野の売上高は10%増えて45億ドルとなったが、4-6月(第2四半期)の20%の伸びに比べると鈍化。
1株利益は一部項目を除いたベースで3.42ドルだった。ブルームバーグの集計データでは3.40ドルが予想されていた。
IBMは減収が6年間続いた後、過去3四半期には増収を記録していた。
ただ、これはグローバルな金融取引と企業や政府向けの複雑な計算を支援する従来の大型コンピューターが主に寄与していた。
こうしたコンピューターの新たな販売サイクルは約1年前に始まったが、今や終息に向かっている。
また、IBMが今後の持続的な成長を促す上で頼りにしている「戦略的必須分野」と呼ばれる比較的新しい事業グループはまだ期待に応えていない。
このグループには人工知能(AI)システム「ワトソン」やセキュリティー用ソフトウエア、クラウドコンピューティングが含まれる。
7-9月期の戦略的必須分野の売上高は前年同期比13%増の395億ドルだったが、前期の15%増に比べると減速した。
16日の通常取引終了後の時間外取引でIBMの株価は4.3%安の138.78ドル。年初来では5.4%値下がりしている。
この後も株価下落中だが、フリーキャッシュフロー減少も尚株主に厚く高配当なアイビーエムの買い増しで合計保有株は65株となり平均買付株価は149.38ドルとなった。
【IBM】International Business Machines Corpの株価指標(2018年10月24日)
株価 129.52ドル
PER 20.82倍
BETA 1.03
年間配当 6.28ドル
配当利回り 4.83%
年率EPS 6.21ドル
Payout Ratio 45.4%
増配年 23年連続(Since 1995)
アイビーエムの購入理由
- NYダウ工業株30種指数銘柄であること
- 23年連続増配銘柄であること
- 配当利回りも3%超えであること
1株あたり年間配当額は6.28ドルなので6.28×8=50.24ドル(5620円)の配当を得られる権利を獲得した。
【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)
【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)
ハイテク銘柄主導でもれなくIBMも株価下落中である。
株価が大きく下げたことで、いつもより少し多めに購入。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のアイビーエム買い増しで米国株ポートフォリオ比率は8.9%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎10種のアメリカ株ポートフォリオが低い、【KO】コカコーラ、【MO】アルトリア、【XOM】エクソンモービルで考えている。