【IBM】ブロックチェーン利用の食品サプライチェーン追跡ネットワーク提供のアイビーエムを147.81ドルで5株買い増し(2018年10月)

ブロックチェーン技術を活用した食品サプライチェーン追跡ネットワーク「IBM Food Trust」の一般提供を開始したアイビーエムを5株739.05ドルでNISAにて追加購入

IBMは過去18カ月間、小売業者、卸売業者、生産者、食品業界の供給者と共に、同ネットワークの実証実験を行い、エコシステムの構築に取り組んでいた。

IBMにとってCarrefourの参加は、同ネットワークの規模拡大を意味する。これまで、このエコシステムを流通して、消費者に届けられる何百万もの食品を追跡してきた。Carrefourは、33カ国の1万2000店舗以上を、IBM Food Trustに持ち寄ることになる。

CarrefourはIBM Food Trustを利用して、同社のプライベートブランド製品とそれらの追跡機能にスポットを当て、2022年までに全世界へ拡張したい考えだ。

Carrefourは食品の安全性とトレーサビリティに取り組むために、独自に「Act for Food」プログラムを導入している。

Carrefour以外にも、Walmartが先ごろ、ブロックチェーンを活用したIBMとの取り組みを拡張することを発表済みだ。

同社は葉物野菜の卸売業者に、IBM Food Trustを使った食品トレーサビリティシステムを導入するよう求めている。

IBM Food Trustは当初、食品の安全性を強化するのが狙いだったが、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ、自動化といった複数技術を利用して、廃棄物、効率、アナリティクスの面でも磨きをかけている。ブロックチェーン技術により、参加企業は原産地、データ、出荷明細などを含む記録を共有し、食品の生産者、卸売業者、小売業者を追跡できる。ブロックチェーンがビジネスにもたらす価値は、仮想通貨のハイプをはるかに上回るだろう。
卸売業者がIBM Food Trustネットワークにデータを提供するのは無料である。中小企業やグローバル企業は企業規模に合わせて、月額100ドルからSaaS型モジュールを利用できる。モジュールには、安全性確保のために食品を追跡する「Trace」、デジタル証明書を検証する「Certifications」、ブロックチェーン上のデータ管理を行う「Data Entry and Access」がある。
IBM Food Trustのスタート価格は、売上高が5000万ドル未満の小企業が月額100ドル、売上高が10億ドルまでの中規模企業が月額1000ドル、それ以上のグローバル企業が月額1万ドルだ。Traceモジュールの料金は以下の通りで、Certificationsも企業規模に合わせて、同様の料金体系となっている。

ブロックチェーン技術は進化を遂げ、さまざまな分野に波及してくるである技術を提供するアイビーエムの買い増しで合計保有株は57株となり平均買付株価は152.17ドルとなった。

【IBM】International Business Machines Corpの株価指標(2018年10月9日)

株価 147.81ドル

PER 23.85倍

BETA 1.03

年間配当 6.28ドル

配当利回り 4.23%

年率EPS 13.82ドル

Payout Ratio 45.4%

増配年 23年連続(Since 1995)

アイビーエムの購入理由

  • NYダウ工業株30種指数銘柄であること
  • 連続して減収減益であるが、高収益部門は順調に業績を拡大しており下げ止まりの目途が立ちそうなこと
  • 23年連続増配銘柄であること
  • 配当利回りも3%超えであること

1株あたり年間配当額は6.28ドルなので6.28×5=31.4ドル(3540円)の配当を得られる権利を獲得した。

【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)

【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)

相変わらずの三角持ち合いチャートであるが、配当利回りも4%越えており十分である。

キャッシュフローも今のところ盤石である。

米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ

今回のアイビーエム買い増しで米国株ポートフォリオ比率は8.9%になった。

次の定期購入ターゲットは米国株太郎10種のアメリカ株ポートフォリオが低い、【KO】コカコーラ、【MCD】マクドナルド、【MO】アルトリアで考えている

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