おむつ関連技術-特許総合力ランキングトップ3はユニ・チャーム、大王製紙、P&GとなっているP&Gより四半期配当31.73ドルを獲得
株式会社パテント・リザルトは2017年3月24日、2017年1月末までに日本の特許庁に出願されたおむつ関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめました。
株式会社パテント・リザルトは2017年3月24日、2017年1月末までに日本の特許庁に出願されたおむつ関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始。
「総合力ランキング」では、1位 ユニ・チャーム、2位大王製紙、3位 THE PROCTER & GAMBLE (P&G)。
総合力上位5社の2013年5月から2017年3月にかけての特許総合力に関する経時変化を確認すると、P&Gをのぞいた国内4社は、同期間において縦軸にある権利者スコア(総合力)を伸ばしています。国内4社のうちユニ・チャームは、同期間で権利者スコアを大きく伸ばし、2位以下を引き離しています。
1位ユニ・チャームは、2013年と比較すると、有効特許(権利して維持しているもの、または今後権利化される可能性のあるもの)を500件ほど伸ばしており、当分野における権利化意欲の高さがうかがえます。同社の注目度の高い特許には、側面の柔軟性に優れ、大人用などに適した「使い捨て着用物品」や、繊細で柔らかく且つ肌触りのよい「吸収性物品用不織布」などが挙げられます。
2位大王製紙も、2013年から有効特許件数が大きく増加しています。同社の注目度の高い特許には、表面シートの透過性能に優れ、軟便を速やかに肌から遠い位置に収容・保持する「吸収性物品」などが挙げられます。
3位P&Gの注目度の高い特許には、支持材料間に挟み込んだ粒子状吸収物質を所望のパターンで配置させたサンドイッチ構造体からなる「吸収性コア構造体の製造方法」などが挙げられます。
4位 花王の注目度の高い特許には、高い伸縮性によりサイズ適性が広く且つはかせ易い、フィット性や外観にも優れた「パンツ型使い捨ておむつ」などが、5位王子ホールディングスは、トップシートの上部にスキンコンタクトシートを配置し、便が着用者の肌に直接接触し難く、尿戻りや便戻りを防止する「使い捨て吸収性物品」などが挙げられます。
6位以下では、瑞光、リブドゥコーポレーション、日本触媒、また海外企業としてKIMBERLY-CLARK (米)、SCA HYGIENE PRODUCTS(スウェーデン)等の企業が上位にランクインしています。
日本国内市場でもおむつ特許関連で奮闘しているプロクター&ギャンブルから四半期配当46株分31.73ドルの四半期配当を受け取りました。
【PG】プロクター&ギャンブルからの配当金
【PG】より1株あたり0.6896ドルの四半期配当金となっているので、0.6896×46=31.73ドルが実際の配当金となります。
2017年2月【PG】配当との比較
前回の四半期配当から増配(3.0%)と買い増し(12株)によって配当が増回しています。
【PG】Procter & Gamble Coの主要指標
株価 86.24ドル
PER 24.12倍
年間配当 2.68ドル
配当利回り 3.20%
BETA 0.63
年率EPS 3.86ドル
Payout Ratio 71.5%
増配年 61年連続(Since 1956)
【PG】プロクター&ギャンブルの日足チャート(1Year)
【PG】プロクター&ギャンブルの週足チャート(5Year)
若干株価が下がっており、先日も少額を買い増し実施した。
株価の爆上げは期待薄だが、安定銘柄として米国株太郎の主力銘柄としている。