第1四半期決算は需要減響き減収のP&Gより四半期配当117.77ドルを獲得
米日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)(PG.N), opens new tabが18日発表した第1・四半期(7―9月期)決算は、純売上高が前年同期比0.6%減の217億4000万ドルだった。アナリスト予想の219億1000万ドル程度を下回った。
主要市場である米国と中国で価格を重視する消費者が安価なブランドに乗り換えたことが響き、2四半期連続の減収となった。
通期で3―5%増を見込む実質的な売上高予想と、1株当たり6.91-7.05ドルの中核利益予想は、いずれも維持した。
米国市場では、主に低所得層の顧客が割引する他社商品や安価なプライベートブランドに流出。第1・四半期の北米での実質的な売上高は前年同期比4%増にとどまった。前年同期は7%増加していた。
中国では不動産危機の長期化や若年者の雇用悪化を背景に、市場環境がさらに厳しくなっている。
アンドレ・シュルテン最高財務責任者(CFO)は「中国では予想通り消費が軟調だ。今後数四半期にわたって需要は弱いとみられる」と述べ、新商品の投入やカテゴリー拡大といった販売てこ入れ策を講じると付け加えた。
【PG】プロクター&ギャンブルからの配当金
【PG】より1株あたり1.0065ドルの四半期配当金となっているので、1.0065×117=117.77ドルが実際の配当金となります。
2024年8月【PG】配当との比較
前回の四半期配当より買い増しを行っていないため配当差異はありません。
【PG】Procter & Gamble Coの主要指標
株価 170.33ドル
PER 27.56倍
年間配当 4.03ドル
配当利回り 2.36%
増配年 68年連続(Since 1956)
【PG】プロクターアンドギャンブルの日足チャート(1Year)
【PG】プロクターアンドギャンブルの週足チャート(5Year)
この株価推移も教科書通りなのだがナスダック系が半端なさすぎる。