抗がん剤メーカーのシージェンを430億ドルで買収のファイザーより四半期配当29.52ドルを獲得
米製薬大手のファイザーは米抗がん剤メーカーのシージェンを買収することで同社と合意した。シージェンの企業価値を430億ドル(約5兆7300億円)と評価する取引となる。
13日の発表資料によれば、ファイザーはシージェンに対し1株当たり現金229ドルを支払う。これはシージェンの10日終値を3割上回る水準。
シージェンは「抗体薬物複合体(ADC)」と呼ばれる医薬品の開発でリーダー的存在。ADCでは抗体が高濃度の有効成分をがん細胞まで直接運ぶため、効き目が高い一方、副作用は少なくなることが期待される。
発表によれば、ファイザーは買収資金を新たに発行する310億ドル相当の長期社債と短期の借り入れ、手元現金などで賄う。
がん治療薬の開発をどんどん進めて高寿命化を進めてほしいファイザーより72株分の四半期配当を受け取りました。
【PFE】ファイザーからの配当金
【PFE】より1株あたり0.41ドルの四半期配当金となっているので、0.41×72=29.52ドルが実際の配当金となります。
2022年12月【PFE】配当との比較
前回の四半期配当から買い増しを行ってないが増配により配当増加しています。
【PFE】Pfizer Incの主要指標の主要指標(2023年3月)
株価 40.39ドル
PER 7.23倍
年間配当 1.64ドル
配当利回り 4.06%
年率EPS 3.88ドル
Payout Ratio 42.30%
増配年 13年連続(Since 2010)
【PFE】ファイザーの日足チャート(1Year)
【PFE】ファイザーの週足チャート(5Year)
昨年より株価がさえない感じではあるが、少しの配当でも増配続けてくれるのは助かる。