新型コロナウイルス感染症予防ワクチン候補の開発を加速:7月後半に第1/2a相臨床試験を開始予定のジョンソンエンドジョンソンより四半期配当75.75ドルを獲得
ニュージャージー州ニューブランズウィック(2020年6月10日) – 米国ジョンソン・エンド・ジョンソン(NYSE: JNJ)は本日、医薬品部門のヤンセン ファーマシューティカル カンパニーズ(以下、ヤンセン)を通じ、新型コロナウイルスSARS-CoV-2ワクチン候補であるAd26.COV2-S(遺伝子組み換え)を用いた第1/2a相のファーストインヒューマン試験(ヒトでの初めての投与)の開始を前倒しすることを発表しました。
当初は9月を予定していた当臨床試験は、7月後半に開始される予定です。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの執行委員会副議長兼最高科学責任者であるポール・ストッフェルズ医学博士は、次のように述べています。
「当社は、これまでに得られた前臨床データに基づき、規制当局との連携のもと、新型コロナウイルスSARS-CoV-2ワクチン候補であるAd26.COV2-S(遺伝子組み換え)の臨床開発をさらに加速することができました。
これと並行して、重要なグローバルパートナーシップを構築するとともに、当社のワクチン生産技術および生産能力への投資を続けています。私たちは、世界にワクチンを届け、このパンデミックから世界中の人々を守ることを目指しています。」
無作為化二重盲検プラセボ対象第1/2a相試験においては、新型コロナウイルスSARS-CoV-2ワクチン候補であるAd26.COV2-S(遺伝子組み換え)を1045名の18歳から55歳までの健康な成人および65歳以上の高齢者に投与し、安全性、反応原性(ワクチンに対する反応)および免疫原性(免疫反応)の評価を行います。当試験は、米国およびベルギーで実施されます。
当社は、第1相試験の結果および規制当局の承認が得られ次第、新型コロナウイルスSARS-CoV-2ワクチン候補であるAd26.COV2-S(遺伝子組み換え)の第3相臨床試験を開始することを目的に、米国立アレルギー・感染症研究所と協議を進めています。
米国ジョンソン・エンド・ジョンソンは、新型コロナウイルスSARS-CoV-2ワクチン候補であるAd26.COV2-S(遺伝子組み換え)の臨床開発を進めつつ、当社の生産能力の拡充に引き続き取り組むとともに、世界中の人々が当ワクチンに確実にアクセスできるよう、グローバルパートナーとの積極的な協議を進めています。
開発中のワクチン候補の安全性と有効性が確認されることを前提に、当社は2021年中に10億回分以上のワクチンを世界中に供給するという目標を達成すべく尽力しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソンにおける新型コロナウイルスSARS-CoV-2ワクチンの開発と生産を促進するための取り組みは、ヤンセンと米国保健社会福祉省の事前準備・対応担当次官補局(ASPR)の一部である生物医学先端研究開発局(BARDA)との連携により強化されています。
新型コロナウイルス感染症は、呼吸器系を攻撃するコロナウイルスと呼ばれるウイルスのグループに属するSARS-CoV-2によって引き起こされます。
現在、新型コロナウイルス感染症に対するワクチンは承認されていません。
各製薬会社がコロナのワクチン開発を積極的に進めておりその大手製薬一社であるジョンソンエンドジョンソンから四半期配当75株分75.75ドルの四半期配当を受け取りました。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンからの配当金
ジョンソンエンドジョンソンより1株あたり1.01ドルの四半期配当金となっているので、1.01×75=75.75ドルが実際の配当金となります。
2020年3月【JNJ】配当との比較
今回の四半期配当までに買い増しを実施していないが、増配により配当が増加しています。
【JNJ】Johnson & Johnsonの株価指標(2020年6月14日)
株価 142.15ドル
PER 24.85倍
年間配当 3.75ドル
配当利回り 2.66%
年率EPS 7.72
Payout Ratio -%
増配年 58年連続(Since 1962)
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの日足チャート(1Year)
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンの週足チャート(5Year)
株価上昇は少ないものの、パンデミックの中にあっても株価は安定している。