【JNJ】ベビーパウダー関連がんリスク訴訟で敗訴のジョンソンエンドジョンソンを130.13ドルで6株買い増し(2018年4月)

原料タルク(滑石)に含まれるアスベストが原因で中皮腫を発症したと男性が訴えていた裁判補償的損害賠償3700万ドルの支払いを命じられたジョンソンエンドジョンソンを6株780.78ドルで追加購入

米ニュージャージー州ミドルセックス郡の上級裁判所の陪審は5日、米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ.N)のベビーパウダーの原料タルク(滑石)に含まれるアスベストが原因で中皮腫を発症したと男性が訴えていた裁判で、男性の訴えを認めてJ&Jに補償的損害賠償3700万ドルの支払いを命じる評決を下した。

ジョンソンエンドジョンソンにとってタルク関連の裁判では初めての敗訴。

陪審は、賠償責任の70%はJ&Jに、残りの30%はタルクの供給元である仏工業用ミネラル大手イメリス(IMTP.PA)にあると判断した。

裁判をオンラインで放送したコートルーム・ビュー・ネットワークによると、陪審は10日、J&Jに懲戒的損害賠償を求めるかどうかを決める審理を進める。

J&Jは原告側の申し立てを否認し、同社のベビーパウダーにはアスベストは含まれておらず、がんを引き起こすことはないと反論した。同社を相手取ったタルク関連の訴訟は全米で6610件に上る。女性ユーザーに製品使用に伴う卵巣がんの発症リスクについて警告するのを怠ったとする訴えが大半を占めている。

訴訟とは切れないヘルスケア業界だが、潤沢なキャッシュと安定した収益で確固たる地位を築くジョンソンエンドジョンソン買い増しで合計保有株は47株となり平均買付株価は120.62ドルとなった。

【JNJ】Johnson & Johnsonの株価指標

株価 130.13ドル

PER 247.30倍

BETA 0.59

年間配当 3.36ドル

配当利回り 2.59%

年率EPS 8.11ドル

Payout Ratio 41.4%

増配年 55年連続(Since 1962)

ジョンソンエンドジョンソンの購入理由

  • 55年連続増配銘柄であり配当貴族銘柄であること
  • 増配率も安定して高い値をキープしていること
  • 財務状況も健全でS&P格付け最上位AAAであること
  • ブランド価値も高く一般消費者にも浸透していること

1株あたり年間配当額は3.36ドルなので3.36×6=20.16ドル(2150円)の配当を得られる権利を獲得した。

【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン日足チャート(1Year)

【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン週足チャート(5Year)

株価調整中だが、このような時期こそじっくりと優良銘柄の米国企業に投資していきたい。

米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ

今回のジョンソンエンドジョンソン買い増しで米国株ポートフォリオ比率は8.7%になった。

次の定期購入ターゲットは米国株太郎10種のアメリカ株ポートフォリオが低い、【WMT】ウォルマート、【VZ】ベライゾン、【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンで考えている。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます