妻に遠慮不要と人気の電子たばこ販売のフィリップモリスを6株720.18ドルでNISAより追加購入
たばこは吸いたいが、あまり周囲に迷惑を掛けたり健康を害しないものがいい-。そんなわがままな愛好者を狙った米フィリップモリスインターナショナルと日本たばこ産業(JT)の戦いが過熱している。
戦いの舞台は「加熱式たばこ」と呼ばれる電子たばこの一種だ。世界最大の上場たばこメーカー、フィリップモリスは2014年に「アイコス(iQOS)」を日本の一部地域で試験投入し、今年4月から全国販売を開始した。一方、JTは「プルーム・テック」で迎え撃つ。紙巻きたばこに比べて副流煙が出なくて臭いが少なく、健康リスクも抑えられる可能性のある加熱たばこへの関心は高く、低迷する国内たばこ市場の中で明るい材料となっている。
調査会社の英ユーロモニター・インターナショナルによると、15年の日本で紙巻きたばこの売上高が前年比0.9%減の321億ドル(約3兆2700億円)となったのに対し、加熱式たばこは同約5倍の460万ドルと急増した。ユーロモニターのアナリスト、宇都宮あかり氏は、禁煙する人が増えるにつれて新しいたばこ需要が増える傾向は今後も続くとみている。
またアイコスが品不足になっていることに関してライリー社長は、できるだけ早期に需要を満たすよう生産能力を増強すると述べた。ライバルとの競争については、この市場分野を拡大することになると歓迎する考えを示した。
一方、JTは10年ごろから新型たばこに力を入れ始めた。同年に無煙たばこを発売し、15年には電子たばこの米ロジック・テクノロジー・デベロップメントを買収した。今年3月から福岡県とオンラインでプルーム・テックのテスト販売を開始した。同じ加熱式でもプルームは、カートリッジ内の液体を加熱して水蒸気化し、その水蒸気をたばこカプセルを通過させて吸引する仕組み。本体価格は4000円で、メビウスたばこカプセルが5個入りで460円。
JTとフィリップモリスの戦いも寡占である。ブリティッシュアメリカンタバコも当然電子たばこに参画しているフィリップモリス買い増しで合計保有株は42株となり平均買付株価は97.61ドルとなった。
【PM】Philip Morris International, Incの株価指標
株価 120.03ドル
PER 26.50倍
年間配当 4.16ドル
配当利回り 3.46%
BETA 0.94
年率EPS 4.89ドル
Payout Ratio 85.1%
増配年 9年連続(Since 2008)
フィリップモリスの購入理由
- マルボロを含む世界で圧倒的なシェアを有していること
- アルトリアからスピンオフしてたばこ海外販売となっている
- 配当も高くシーゲル銘柄のひとつ
- 今後も連続増配を大きく期待できる。
1株あたり年間配当額は4.16ドルなので4.16×6=24.96ドル(2800円)の配当を得られる権利を獲得した。
【PM】フィリップモリスの日足チャート(1Year)
【PM】フィリップモリスの週足チャート(5Year)
ポートフォリオ比率が低かったため高値圏ではあるが買い増しを実施した。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のフィリップモリス買い増しで米国株ポートフォリオ比率は8.1%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【WMT】ウォルマート、【MCD】マクドナルド、【MO】アルトリアで考えている。