【IBM】アイビーエムより四半期配当(2025年6月)-144.48ドル受取-0.6%増配で30年連続増配に

AI事業伸びるもコンサル向け低調で1〜3月売上高微増のアイビーエムより四半期配当144.48ドルを獲得

米IBMが23日に発表した2025年1〜3月期決算は、売上高が前年同期比0.5%増の145億4100万ドル(約2.1兆円)となった。法人向けの生成AI(人工知能)事業は好調だったが、世界経済の先行き不安から大型投資を控える企業が多くコンサルティング需要などは低調だった。

純利益は同34%減の10億5500万ドルだった。24年の同期は、税務関連の調整の影響で、還元額が純利益を押し上げていた。1株あたりの純利益は1.12ドル(前年同期は1.72ドル)。特殊要因を除くと1.60ドルとなり、市場予想(1.42ドル程度)を上回った。

IBMは23年5月に法人向けのAI「ワトソンX」を発表した。アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は決算発表のなかで「生成AIに関する事業の規模がすでに60億ドルを超えた。3カ月で10億ドル以上成長した」と語った。

IBMはトランプ米政権下で米政府効率化省(DOGE)が一部機関の実質閉鎖や大型契約の見直しを進めている影響で、いくつかのコンサルティング契約などの停止や解約があったことを認めた。だが、ジェームズ・カバノー最高財務責任者(CFO)は「連邦政府関連の事業は、IBMの年間売上高全体の5%以下で、影響は限定的だ」との見方を示した。

部門別の売上高をみると、AI需要拡大の恩恵を受けたソフトウエア部門は7%増となった。一方で、コンサルティング部門は2%減、企業の基幹業務で使うメインフレーム(大型汎用機)の販売などを手掛けるインフラ部門は6%減だった。

IBMの株価は23日、時間外で同日終値比で6%程度低い水準で取引されている。

【IBM】アイビーエムからの配当金

アイビーエムより1株あたり1.68ドルの四半期配当金となっているので、1.68×86=144.48ドルが実際の配当金となります。

第4四半期は利益が予想上回るアイビーエムより四半期配当143.62ドルを獲得 米IBM(IBM.N), opens new tabが29日...

【IBM】International Business Machines Corpの主要指標(2025年6月)

株価 283.05ドル

PER 40.34倍

年間配当 6.72ドル

配当利回り 2.37%

Payout Ratio 57.89%

増配年 30年連続(Since 1995)

【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)

【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)

ここのところの増配率低いね。企業成長に注力しているんでしょ。

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