通年見通し上方修正で第1四半期予想上回るファイザーより四半期配当30.24ドルを獲得
米製薬大手ファイザー(PFE.N), opens new tabが1日発表した第1・四半期決算は市場予想を上回った。コスト削減のほか、新型コロナウイルス感染症治療薬の売上高が予想ほど減少しなかったことなどが追い風になった。通年業績については、利益見通しを上方修正した。
通年の1株利益は2.15─2.35ドルになるとし、下限と上限を共に0.10ドル引き上げた。
新型コロナウイルスの治療薬「パクスロビド」とワクチン「コミナティ」の通年の売上高は合計80億ドルになるとの予想を示した。
第1・四半期の調整後1株利益は0.82ドルと、LSEGがまとめたアナリスト平均予想の0.52ドルを上回った。
パクスロビドの売上高は50%減の20億4000万ドル。ただ、アナリスト予想の7億6250万ドルを大きく上回った。
コミナティは88%減の3億5400万ドル。予想は4億9650万ドルだった。
【PFE】ファイザーからの配当金
【PFE】より1株あたり0.42ドルの四半期配当金となっているので、0.42×72=30.24ドルが実際の配当金となります
2024年3月【PFE】配当との比較
前回の四半期配当から買い増しを行ってないため配当差異はありません。
【PFE】Pfizer Incの主要指標の主要指標(2024年7月)
株価 27.70ドル
PER 73.81倍
年間配当 1.68ドル
配当利回り 5.99%
Payout Ratio 61.29%
増配年 14年連続(Since 2010)
【PFE】ファイザーの日足チャート(1Year)
【PFE】ファイザーの週足チャート(5Year)
ヘルスケアセクターは厳しいか。