GSK製で世界初のRSウイルスワクチン承認のグラクソスミスクラインより四半期配当8.89ドルを獲得
米食品医薬品局(FDA)は3日、世界で初めてとなる呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症向けワクチンを承認した。英グラクソ・スミスクライン(GSK)製のワクチンで、60歳以上の高齢者を対象とする。これまでこの感染症に対応する有効なワクチンがなかったため、承認への注目が集まっていた。
米疾病対策センター(CDC)は6月にワクチン接種について議論する諮問委員会を開催する予定で、これを踏まえてCDCが推奨すれば接種を始められる。
RSVワクチンをめぐる競争はこの一年で激化した。GSK以外にファイザーやモデルナもFDA承認を目指しており、米ファイザーも承認についての結果が5月中に出る見通しだ。モデルナのポール・バートン最高医療責任者(CMO)はFDAの承認が下りるのは「2023年後半か24年初頭を見込んでいる」と1月に日本経済新聞の取材で明らかにしていた。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の推定によると、米国ではRSVが原因で年間に約1万4000人の65歳以上の高齢者が死亡している。世界では毎年6400万人が感染し、死亡者は16万人にのぼる。
RSVワクチン認可をうけたグラクソスミスクラインより四半期配当を受け取りました。
【GSK】グラクソスミスクラインからの配当金
グラクソスミスクラインより1株あたりドルの四半期配当金となっているので0.3418827×26=8.89ドルが実際の配当金となります。
2023年1月【GSK】配当との比較
為替レートにより受け取り配当に差異があります。
【GSK】GlaxoSmithKline plcの主要指標(2023年4月)
株価 36.71ドル
PER -倍
年間配当 1.39ドル
配当利回り 3.76%
年率EPS 3.86ドル
Payout Ratio 36.03%
【GSK】グラクソスミスクラインの日足チャート(1Year)
【GSK】グラクソスミスクラインの週足チャート(5Year)
株式分割から少しずつ株価も戻ってきている。