石油事業撤退禁止めぐるロ政府提訴の意向通告のエクソンモービルより四半期配当260.48ドルを獲得
米石油大手エクソンモービルは、ロシアにおける主要石油・ガス事業からの撤退が認められないのであれば、ロシア政府を提訴する意向をロシア当局に通告した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが30日、関係筋の情報として報じた。
ロシアは、ウクライナ侵攻を受け対ロシア制裁を科している「非友好国」の投資家によるロシアの主要エネルギー事業や銀行などの株式売却を年末まで禁止。これにはエクソンが撤退を表明している石油・天然ガス開発事業「サハリン1」など、海外投資家が権益を持つ金融およびエネルギー関連の主要事業のほぼ全てに適用される。
エクソンの広報担当者は、ロシア政府に相違点を通知したことを確認し、「撤退は複雑なプロセスで、従業員や環境、事業の安全を守る必要がある」とした。
当分ロシアと米国企業とももめる可能性があるエクソンモービルから四半期配当296株分の四半期配当を受け取りました。
【XOM】エクソンモービルからの配当金
エクソンモービルより1株あたり0.88ドルの四半期配当金となっているので、0.88×296=260.48ドルが実際の配当金となります。
2022年6月【XOM】配当との比較
前回四半期配当より買い増し実施していないため配当の差異はありません。
【XOM】Exxon Mobil Corporationの株価指標(2022年9月19日)
株価 93.21ドル
PER 17.29倍
年間配当 3.52ドル
配当利回り 3.78%
年率EPS 10.90ドル
Payout Ratio 32.28%
増配年 39年連続(Since 1983)
【XOM】エクソンモービルの日足チャート(1Year)
【XOM】エクソンモービルの週足チャート(5Year)
原油価格上昇でガソリン価格などが高騰しているが、原油株主としてはリターンを享受できている。