ファイザーと3-4年以内のIPOを検討しているグラクソスミスクラインより四半期配当16.49ドルを獲得
米製薬会社ファイザーは英グラクソ・スミスクラインと合弁で設立したコンシューマーヘルスケア会社について、3-4年以内の新規株式公開(IPO)を計画している。
ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)が14日、サンフランシスコで開催中のJPモルガン・ヘルスケア会議で明らかにした。
両社は2018年12月、鎮痛剤「アドビル」といった市販薬で世界最大のサプライヤーになることを目指しコンシューマーヘルスケア部門統合で合意したと発表。合意条件に基づきファイザーは統合新会社の株式32%を取得した。統合発表時の売上高は合わせて127億ドル(現在の為替レートで1兆4000億円)だった。
ブーラCEOはIPO計画について、ファイザーにとって明確な出口戦略になると説明した。
製薬業界の統廃合等は目まぐるしいと感じているグラクソスミスクラインより四半期配当33株分16.49ドルの四半期配当を受け取りました。
【GSK】グラクソスミスクラインからの配当金
グラクソスミスクラインより1株あたり0.4998352ドルの四半期配当金となっているので、0.4998352×33=16.49ドルが実際の配当金となります。
2019年10月【GSK】配当との比較
3年間買い増し実施していないため為替変動の配当差異はありますが、大きく配当増加していません。
【GSK】GlaxoSmithKline plcの主要指標(2020年1月17日)
株価 47.16ドル
PER -倍
年間配当 1.97ドル
配当利回り 4.18%
年率EPS 3.08ドル
Payout Ratio 63.90%
増配年 1年(GBPベースにより変動あり)
【GSK】グラクソスミスクラインの日足チャート(1Year)
【GSK】グラクソスミスクラインの週足チャート(5Year)
ブレグジット問題も落ち着いてきていることから株価上昇しているのだろうか。ポンドも持ち直してきている。