イラクの油田から外国人スタッフ退避のエクソンモービルより四半期配当95.70ドルを獲得
米石油大手のエクソンモービル(XOM.N)は、イラクの西クルナ1油田から60人前後の外国人スタッフを全員退避させ、ドバイに移送した。イラク当局者とその他3人の関係者が18日、ロイターに明らかにした。
米国務省も15日、イラクに駐在する一部政府職員に退避命令を発令。イラクのシーア派武装勢力と関係が深い隣国イランからの脅威を理由に挙げた。
西クルナ1油田を保有するイラク国営南部石油会社(SOC)の責任者は、同油田の生産は外国人スタッフ退避の影響を受けておらず、イラクのエンジニアらの下で通常通り操業していると強調した。
責任者は「エクソンモービルの退避は予防的措置であり、一時的なものだ。油田では危険の兆候はなく、状況は安定している」と語った。
米政府は対イラン制裁を強化したほか、イランが米国の軍隊や利権に脅威を及ぼしているなどと非難し、中東での軍事的プレゼンスを高めている。これに対してイランは、米国の動きは「心理戦」であり「政治的なゲーム」だとして強く反発している。米国とイランの衝突も懸念される中、緊張感は中東全体に広がりつつある。
中東情勢で緊張が走り本日も日本のタンカーが攻撃を受け、余談を許さない状況が続く原油中心の中東事業も中核のひとつであるエクソンモービルから四半期配当110株分95.70ドルの四半期配当を受け取りました。
【XOM】エクソンモービルからの配当金
エクソンモービルより1株あたり0.87ドルの四半期配当金となっているので、0.87×110=95.70ドルが実際の配当金となります。
2019年3月【XOM】配当との比較
前回四半期配当より買い増し実施していないが、2019年も6.1%増配により配当金が増加しています。
【XOM】Exxon Mobil Corporationの株価指標(2019年6月14日)
株価 74.68ドル
PER 17.21倍
年間配当 3.48ドル
配当利回り 4.66%
年率EPS 4.60ドル
Payout Ratio 75.7%
増配年 37年連続(Since 1983)
【XOM】エクソンモービルの日足チャート(1Year)
【XOM】エクソンモービルの週足チャート(5Year)
シェールオイル革命から株価は上昇していない。
ただ、長年増配を続けているエクソンモービルを今後も定期的に買い続けていく。