iQOSの新製品を11月15日に日本で発売すると発表。これまで加熱式たばこを使っていない層にユーザー拡大を狙うアルトリアを7株374.5ドルでNISAにて追加購入
カランザポラスCEOはロイターのインタビューで、「もっと消費者とのコミュニケーションを増やしたい。まだ全ての人がiQOSのもたらす恩恵について理解していない」と述べた。
発売されるのは、「iQOS3」と「iQOS3MULTI」の2種類のデバイス。充電時間が短縮されたり、連続使用が可能となる。また、ヒートスティックも現在の500円に対し、470円の新商品を発売することを明らかにした。CEOは「低予算の人にとっては、1日30円、40円でも高く感じるだろう」と述べた。
2020年東京五輪をスモークフリーにするため、政府や東京都がたばこに対する規制を決めていることに関連し、「iQOSはたばことは異なる」とし「オリンピック期間中、一定の広いエリアでたばこを禁止することは可能だ」と述べた。
PMIは最初のマーケットとして日本を選び、2016年にiQOSを全国販売した。その後、日本での売り上げは同社の予想ほど伸びず、成長は鈍化している。これについてCEOは「どんなカテゴリーでも成長がスローダウンするのは自然なこと」と語り、他社製品との競合などを要因にあげた。
同社は現在、米国でのiQOS販売を目指し米食品医薬品局(FDA)にリスクの低いたばこ製品として販売する申請を行っているが、FDAは最終判断に至っていない。一方、商品として販売する許可について、同CEOは「今年末までに」許可がおりることを期待しているとし、「いつでも許可がおりれば販売する用意がある」とした。
米国では、パートナーであるアルトリア・グループ<MO.N>がiQOSを販売する。
FDA問題でアメリカ本国で販売できないが、認可待ちのアルトリアの買い増しで合計保有株は149株となり平均買付株価は64.09ドルとなった。
【MO】Altria Group Incの株価指標
株価 53.50ドル
PER 9.48倍
年間配当 3.20ドル
配当利回り 5.96%
年率EPS 4.00ドル
Payout Ratio 80.0%
増配年 49年連続(Since 1969)
アルトリアの購入理由
- 49年連続増配銘柄であり配当貴族銘柄であること
- 配当も3%超えであること
- 増配率も安定して8%を超えていること
- タバコ販売数は落ち込む傾向にあるが、売上減を販売価格を上げることで一定の利益をキープできること
- マルボロという圧倒的に世界に認知されたブランドを有すること
- 設備投資コストが低いこと
1株あたり年間配当額は3.20ドルなので3.20×7=22.4ドル(2530円)の配当を得られる権利を獲得した。
【MO】アルトリア日足チャート(1Year)
【MO】アルトリア週足チャート(5Year)
メンソールを米国で販売できなくなるかもしれない懸念があり、株価急落している。
しかし、この先も定期的に購入し現在の配当利回りは6%に迫ってきており投資妙味もある。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のアルトリア買い増しで米国株ポートフォリオ比率は8.34%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い、【XOM】エクソンモービル、【IBM】アイビーエム、【MO】アルトリアで考えている。