【MMM】スリーエムより四半期配当(2025年6月)-7.30ドル受取

関税で通期業績悪化も1〜3月純利益20%増のスリーエムより四半期配当7.3ドルを獲得

工業製品・事務用品大手の米スリーエム(3M)が22日発表した2025年1~3月期決算は、純利益が前年同期比20%増の11億1600万ドル(約1580億円)だった。売上高は59億5400万ドルで同1%減ったが、コスト削減の効果で利幅を広げた。

北米や中国で工業品などの需要が底堅く、為替や事業売却の影響を除いた実質ベースでは売上高が同1.5%増えた。特殊要因を除いた1株利益は1.88ドルで、前年同期の1.71ドルと市場の予想(1.77ドル)を共に上回った。

ただ、足元ではトランプ米政権が進める関税政策の影響で需要環境の風向きが変わりつつある。3Mのアヌラグ・マヘシュワリ最高財務責任者(CFO)は「個人消費や自動車業界向け部材、電気機器などの分野で25年の初めと比べ需要の減速がみられる」と指摘した。

3Mによると、同社は年間で米国に16億ドル相当を輸入し、41億ドルを輸出している。このほど発動した関税により米中の取引で年間6億7500万ドル、全体では同8億5000万ドルの負担が生じると試算している。25年には4億ドル程度の負担を見込んでおり、25年12月通期の1株利益を0.20〜0.40ドル押し下げる可能性を警告している。

3Mは関税の負担について、生産・流通の合理化など「(マイナス影響の緩和に)取れる手段はある」(マヘシュワリCFO)と説明する。ただ、現時点では影響や対策について検討を進めている段階として、25年12月期の業績見通しは従来予想のとおり、1株利益で7.60〜7.90ドルに据え置いた。

【MMM】スリーエムからの配当金

スリーエムより1株あたり7.30ドルの四半期配当金となっているので、0.73×10=7.30ドルが実際の配当金となります。

2025年3月【MMM】配当との比較

前回四半期配当から買い増し実施していないため配当差異はありません。

売上高は予想を上回り、利益は予想を上回るスリーエムより四半期配当7.3ドルを獲得 スリーエム・カンパニーが第4四半期決算を発表した。売上高...

【MMM】3M Companyの主要指標(2025年6月)

株価 144.03ドル

PER 19.78倍

年間配当 2.92ドル

配当利回り 2.03%

Payout Ratio 34.91%

増配年 1年連続(Since 2024)

【MMM】スリーエムの日足チャート(1Year)

【MMM】スリーエムの週足チャート(5Year)

少額投資のためリストラ対象です。

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