コロナ治療薬が寄与で第3四半期売上高・利益が予想上回るファイザーより四半期配当30.24ドルを獲得
米製薬大手ファイザー(PFE.N), opens new tabが29日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。調整後1株利益も1.06ドルと、アナリスト予想の0.62ドルを上回った。新型コロナウイルス感染症の治療薬「パクスロビド」の売り上げ急増が寄与した。
総売上高は177億ドル。市場予想は149億6000万ドルだった。
「パクスロビド」の売り上げは27億ドルと、アナリスト予想の4億5640万ドルを大きく上回った。同四半期中のコロナ感染率の上昇が影響した。
ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチン「コミナティ」の売上高は14億2000万ドル。LSEGがまとめた予想は合計8億7000万ドルだった。
第3・四半期の決算を受けて、「パクスロビド」と「コミナティ」の年間売上高見通しを従来の85億ドルから105億ドルに引き上げた。
通年の1株利益は2.75─2.95ドルになるとし、下限と上限を共に0.30ドル引き上げた。
【PFE】ファイザーからの配当金
【PFE】より1株あたり0.42ドルの四半期配当金となっているので、0.42×72=30.24ドルが実際の配当金となります。
2024年9月【PFE】配当との比較
前回の四半期配当から買い増しを行ってないため配当差異はありません。
【PFE】Pfizer Incの主要指標の主要指標(2024年12月)
株価 26.22ドル
PER 69倍
年間配当 1.68ドル
配当利回り 6.56%
Payout Ratio 57.25%
増配年 14年連続(Since 2010)
【PFE】ファイザーの日足チャート(1Year)
【PFE】ファイザーの週足チャート(5Year)
ヘルスケアは厳しいね。