競争激化で第4四半期の契約者数が予想下回るベライゾンより四半期配当120.48ドルを獲得
米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが26日に発表した2020年第4・四半期決算は、競合との競争激化に伴い月額払い(ポストペイド)契約者数が予想に届かなかった。
ポストペイド契約者数は27万9000人増。調査会社ファクトセットのアナリスト予想平均は44万3100人増だった。
新型コロナウイルス禍による経済的不安から、消費者は支出の見直しを迫られているほか、第5世代(5G)移動通信時代の到来で、各社のサービスを選別する動きが強まっているという。
総営業収入は0.2%減の347億ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均は344億3000万ドル。
純利益は47億2000万ドル(1株当たり1.11ドル)と、前年同期の52億2000万ドル(同1.23ドル)から減少した。
決算は予想を下回ったものの十分なシェアを獲得しているベライゾンから四半期配当192株分120.48ドルの四半期配当を受け取りました。
【VZ】ベライゾンからの配当金
ベライゾンより1株あたり0.6275ドルの四半期配当金となっているので、0.6275×192=120.48ドルが実際の配当金となります。
2020年11月【VZ】配当との比較
前回の四半期配当から買い増しを実施していないことから配当の増加はありません。
【VZ】Verizon Communications Incの主要指標(2021年2月4日)
株価 55.14ドル
PER 11.83倍
年間配当 2.47ドル
配当利回り 4.11%
年率EPS 4.76ドル
Payout Ratio -%
増配年 16年(Since 2005)
【VZ】ベライゾンの日足チャート(1Year)
【VZ】ベライゾンの週足チャート(5Year)
決算を嫌気して株価が下落気味です。