仏サノフィと新型コロナワクチンの共同開発で提携発表のグラクソスミスクラインより四半期配当18.71ドルを獲得
製薬大手の英グラクソ・スミスクライン(GSK)(GSK.L)と仏サノフィ(SASY.PA)は14日、新型コロナウイルスの治療ワクチンを共同開発すると発表した。
GSKとサノフィはこのワクチンの臨床試験を今年下期に開始する見通しを示した。試験が成功すれば、ワクチンは来年下期に利用できるようになる。
両社は、サノフィの新型コロナウイルス抗原性薬剤と、GSKのパンデミック(世界的大流行)対応のアジュバント技術を組み合わせて、免疫反応を高めるアジュバントと呼ばれる効能促進剤を加えたワクチンを開発する。
両社はまた、研究試料提供契約も締結済みで、直ちに共同開発を開始できる態勢を整えた。
一方、英製薬大手アストラゼネカ(AZN.L)も同日、新型コロナウイルス感染症の重症患者の過剰免疫反応を抑える効果を調べるため、抗がん剤「カルケンス」の臨床試験を開始すると発表した。
世界経済を低迷させるコロナウィルスを製薬会社一丸となって開発してほしいと願うグラクソスミスクラインより四半期配当33株分18.71ドルの四半期配当を受け取りました。
【GSK】グラクソスミスクラインからの配当金
グラクソスミスクラインより1株あたり0.5669826ドルの四半期配当金となっているので、0.5669826×33=18.71ドルが実際の配当金となります。
2020年1月【GSK】配当との比較
3年間買い増し実施していないため為替変動の配当差異はありますが、大きく配当増加していません。
【GSK】GlaxoSmithKline plcの主要指標(2020年4月16日)
株価 40.38ドル
PER -倍
年間配当 2.24ドル
配当利回り 5.54%
年率EPS 2.91ドル
Payout Ratio 77.02%
増配年 1年(GBPベースにより変動あり)
【GSK】グラクソスミスクラインの日足チャート(1Year)
【GSK】グラクソスミスクラインの週足チャート(5Year)
もともと値上がり期待が薄いグラクソスミスクラインではあるが、株価下落もセクター特性もあり限定的となっている。