2018年の米国株太郎ポートフォリオを紹介
2015年12月28日から米国株投資を開始し、ちょうど3周年を迎えた米国株太郎です。高配当に目がくらんで投資した銘柄【GSK】もありますが、基本的に
- S&P100などの超大型株であること
- 連続増配銘柄であること
- キャッシュフローが潤沢であること
- ワイドモートを築いていること
- 安定的な高収益企業であること
から銘柄選択しています。
具体的には「ダウ10種」「S&P10種」「ダウコア10種」「S&Pコア10種」などの高配当戦略からディフェンシブ銘柄を中心に購入していくことになります。
米国株太郎ポートフォリオ【2018年】
米国株太郎ポートフォリオ
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TICKER | 連続増配 | 配当利回 | 増配率 |
Symbol | Yrs | (%) | 10-yr(%) |
PM | 11 | 6.83 | 5.8 |
MO | 49 | 6.48 | 11.3 |
IBM | 23 | 5.52 | 14.7 |
GSK | 0 | 5.12 | – |
XOM | 36 | 4.81 | 8.4 |
VZ | 14 | 4.29 | 3.5 |
PFE | 9 | 3.3 | 1 |
KO | 56 | 3.29 | 7.9 |
PG | 62 | 3.12 | 7.2 |
MMM | 60 | 2.86 | 9.4 |
JNJ | 56 | 2.79 | 7.4 |
MCD | 43 | 2.61 | 9.8 |
WMT | 45 | 2.23 | 9.4 |
MSFT | 17 | 1.81 | 14.5 |
平均 | 34.4 | 3.9 | 8.5 |
14銘柄保有している上記ポートフォリオの中で赤文字の企業を米国株太郎10種と命名し、少額ですが毎月いつくかの銘柄を定期購入しています。
その他の4銘柄も優良企業であることは疑いないですが、状況によっては売却も考えています。銘柄を増やしすぎればポートフォリオ分散効果も薄れ、定期的な管理も大変になってくるからです。
また、これら14銘柄の平均配当率も3.9%を高配当を堅持。10年間の平均年間増配率(DGR)も8.5%と高いことも重要な要素で、例えば年間配当1000ドルであれば翌年は1000×1.085=1085ドルの配当となりその翌年は1085×1.085=1177ドルと年々保有しているだけで配当が増加していくことを意味する。
これが連続増配銘柄を保有する大きな要素となり、配当を再投資することで、時間をかけて雪だるま式に資産が増加する複利効果も得られる。
米国株太郎10種
- 【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン(ヘルスケア)
56年連続増配の配当王。
ヘルスケアの優良銘柄、S&P格付AAA。 - 【PG】P&G(生活必需品)
62年連続増配の配当王
生活必需品の最大手。知名度が高いブランドを多数輩出。 - 【VZ】ベライゾン・コミュニケーション(電気通信)
通信株の最大手。【T】AT&Tとの2大巨頭
14年連続増配銘柄 - 【XOM】エクソンモービル(エネルギー)
36年連続増配の配当貴族
ロックフェラーの血を引くエネルギー業界の最大手。 - 【MO】アルトリア(生活必需品)
49年連続増配の配当貴族
生活必需品。マルボロブランドを軸として米国内販売の煙草銘柄。食品業界にも参入し多角化を目指す。2007年にクラフトフーズ(現【KHC】クラフトハインツ)を2008年にたばこ米国外専売会社として【PM】フィリップモリスをスピンオフ。ジェレミー・シーゲル銘柄。 - 【KO】コカコーラ(生活必需品)
56年連続増配の配当王。
飲料業界最大手。ウォーレン・バフェットの代名詞とも言われる銘柄。 - 【PM】フィリップモリス(生活必需品)
11年連続増配。
【MO】アルトリアの煙草国際部門を2008年にスピンオフ。マルボロブランドを有し、世界で圧倒的なシェアを持つ。 - 【IBM】IBM(情報技術)
23年連続増配
ITハイテク株の先駆者。企業インフラに入り込み、深い堀を築く。 - 【WMT】ウォルマート(生活必需品)
45年連続増配の配当貴族。
小売業界の最大手。 - 【MCD】マクドナルド(一般消費財)
43年連続増配の配当貴族。
外食チェーンの最大手。米国株太郎ポートフォリオ(その他4銘柄)
- 【MSFT】マイクロソフト
17年連続増配。
WINDOWS,OFFICEで有名なビルゲイツ率いるIT企業。 - 【MMM】スリーエム
60年連続増配の配当王。
化学や電気素材の資本財ゴングロマリット。 - 【PFE】ファイザー
9年連続増配。リーマンショックで連続増配途切れる(リーマンショックまで41年連続増配)
製薬業界の最大手 - 【GSK】グラクソスミスクライン
英国の大手製薬企業。高配当銘柄。
米国株太郎ポートフォリオのセクター分類【2018年末日時点】
不況に強いディフェンシブ銘柄で基本構成しているので、生活必需品、ヘルスケア、電気通信をポートフォリオのメインとした銘柄選択を行っている。
上記3セクターで60%の構成比率となる。
高配当ディフェンシブ銘柄を中心にしているのは、不況時の株価下落が景気敏感株と比べて少なく、配当再投資することで景気回復時の上昇アクセルとなると信じているからです。
昨年の抱負として16銘柄までポートフォリオを引き上げる予定だったが、2018年中盤までは株価上昇が著しく買い増しできなかった。
長期的には影響ないと思っているものの、株価下落時に拾っていきたい欲求が先走ります。
すでに購入済みの銘柄は気にしないのだが、躊躇をしてしまいます。
ナーバスな展開ならば、今後新規銘柄含めてしっかり定期的に購入していきたい。