iQOSの新製品を11月15日に日本で発売すると発表したアルトリアを13株740.35ドルで追加購入
フィリップモリスインターナショナル(PMI)<PM.N>は23日、iQOSの新製品を11月15日に日本で発売すると発表した。
これまで加熱式たばこを使っていない層にユーザー拡大を狙う。
カランザポラスCEOはロイターのインタビューで、「もっと消費者とのコミュニケーションを増やしたい。
まだ全ての人がiQOSのもたらす恩恵について理解していない」と述べた。
発売されるのは、「iQOS3」と「iQOS3MULTI」の2種類のデバイス。充電時間が短縮されたり、連続使用が可能となる。また、ヒートスティックも現在の500円に対し、470円の新商品を発売することを明らかにした。CEOは「低予算の人にとっては、1日30円、40円でも高く感じるだろう」と述べた。
2020年東京五輪をスモークフリーにするため、政府や東京都がたばこに対する規制を決めていることに関連し、「iQOSはたばことは異なる」とし「オリンピック期間中、一定の広いエリアでたばこを禁止することは可能だ」と述べた。
PMIは最初のマーケットとして日本を選び、2016年にiQOSを全国販売した。その後、日本での売り上げは同社の予想ほど伸びず、成長は鈍化している。これについてCEOは「どんなカテゴリーでも成長がスローダウンするのは自然なこと」と語り、他社製品との競合などを要因にあげた。
同社は現在、米国でのiQOS販売を目指し米食品医薬品局(FDA)にリスクの低いたばこ製品として販売する申請を行っているが、FDAは最終判断に至っていない。一方、商品として販売する許可について、同CEOは「今年末までに」許可がおりることを期待しているとし、「いつでも許可がおりれば販売する用意がある」とした。
米国では、パートナーであるアルトリア・グループ<MO.N>がiQOSを販売する。
ブリティッシュアメリカンたばこのグローは連続吸いが出来るのが売りだった。
それに対し連続吸いが出来なかったアイコスが新製品で追撃するフィリップモリスの米国版であるアルトリアの買い増しで合計保有株は142株となり平均買付株価は64.61ドルとなった。
【MO】Altria Group Incの株価指標
株価 56.95ドル
PER 10.21倍
年間配当 3.20ドル
配当利回り 5.67%
年率EPS 4.00ドル
Payout Ratio 80.0%
増配年 49年連続(Since 1969)
アルトリアの購入理由
- 49年連続増配銘柄であり配当貴族銘柄であること
- 配当も3%超えであること
- 増配率も安定して8%を超えていること
- タバコ販売数は落ち込む傾向にあるが、売上減を販売価格を上げることで一定の利益をキープできること
- マルボロという圧倒的に世界に認知されたブランドを有すること
- 設備投資コストが低いこと
1株あたり年間配当額は3.20ドルなので3.20×13=41.6ドル(4700円)の配当を得られる権利を獲得した。
【MO】アルトリア日足チャート(1Year)
【MO】アルトリア週足チャート(5Year)
若干株価はおとなしい状況が続いている。
配当も増配継続により5.5%を超えている。毎年潤沢に得られるフリーキャッシュフローを配当という形でしっかり株主へ答えてくれるアルトリアを今後も継続して購入していく。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のアルトリア買い増しで米国株ポートフォリオ比率は8.41%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い、【XOM】エクソンモービル、【IBM】アイビーエム、【MO】アルトリアで考えている。