仮想デスクトップサービスを発表したマイクロソフトより四半期配当8.82ドルを獲得
米マイクロソフト(Microsoft)は仮想デスクトップ(VDI)のクラウドサービス「Windows Virtual Desktop」を、2018年9月24日(米国時間)に発表した。
「Microsoft 365」のユーザーであればわずかな追加コストで利用できる。マイクロソフト自身がVDIのクラウドサービスを提供するのはこれが初めて。
同日から米フロリダ州オーランドで開催する開発者イベント「Microsoft Ignite」で発表した。Windows Virtual Desktopの基盤には「Microsoft Azure(アジュール)」を使用し、ユーザー企業は数分間で仮想デスクトップを利用可能になる。
Windows Virtual Desktopを使用するためには、法人向けの「Windows 10 Enterprise」や「Windows 10 Education」のライセンスが必要。これらを単体で購入しているユーザーは少数派であるため、実際には「Office 365」にWindows 10 Enterpriseや企業向けセキュリティーサービスを組み合わせた「Microsoft 365」のユーザーが主なターゲットになる。
Windowsのライセンス以外に、仮想デスクトップのために利用したAzureのストレージやコンピューティングの料金も支払う。仮想デスクトップを利用するためのクライアントとしては、Windows以外に「iOS」などにも対応する。
各企業でも仮想デスクトップ採用が普及してきている市場に参入してきたマイクロソフトから四半期配当21株分8.82ドルの四半期配当を受け取りました。
【MSFT】マイクロソフトからの配当金
マイクロソフトより1株あたり0.42ドルの四半期配当金となっているので、0.42×21=8.82ドルが実際の配当金となります。
【MSFT】Microsoft Corporationの主要指標(2018年9月27日)
株価 113.98ドル
PER 53.84倍
BETA 1.26
年間配当 1.68ドル
配当利回り 1.61%
年率EPS 4.25ドル
Payout Ratio 43.3%
増配年 16年連続(Since 2002)
【MSFT】マイクロソフトの日足チャート(1Year)
【MSFT】マイクロソフトの週足チャート(5Year)
来年も調整局面はないのだろうか。ハイテク銘柄の代名詞でもあり素晴らしいチャートを示している。