【PG】ドイツ・ダルムシュタットのメルクから消費者ヘルス事業を買収したプロクターアンドギャンブルをNISAにて73.00ドルで21株買い増し(2018年4月)

34億ユーロでドイツ・ダルムシュタットのメルクから消費者ヘルス事業を買収する契約を締結したプロクターアンドギャンブルをNISAにて21株1533.00ドルで追加購入

この買収により、P&Gは、医師のサポートのある差別化されたブランドとして幅広い地域で急成長している事業資産を獲得し、成功している消費者ヘルスケア事業を拡大できるようになる。

また、P&Gはヘルスケア事業で強力な商業的能力と供給能力、深い技術的熟練、消費者ヘルスケアでの実績あるリーダーシップも獲得し、これにより既存の消費者ヘルスケア事業やVicks、Metamucil、Pepto-Bismol、Crest、Oral-Bといったブランドを補完することが可能。

「P&Gは、店頭ヘルスケア市場の安定した幅広い成長を評価しており、ドイツのダルムシュタットのメルクから消費者ヘルス事業と人材をP&Gファミリーに迎えることをうれしく思います」と、会長・社長・最高経営責任者(CEO)のデビッド・テイラーは述べている。

P&Gがドイツ・ダルムシュタットのメルクから消費者ヘルス事業を買収することは、P&Gの店頭販売製品市場の地理的範囲、ブランド資産、世界の店頭販売製品市場上位15市場の大多数でのプレゼンスを拡大することになり、各ブランドは、筋肉痛、関節痛、背痛、風邪、頭痛の症状緩和や、身体活動・移動の支援で優れた製品を提供しており、その多くは現在P&Gの製品が対応していない治療を提供する製品群である。

グローバルヘルスケア部門グループプレジデントのスティーブ・ビショップは、このように語っています。「過去2~3年間に、当社のヘルスケア事業は安定した成長と強力な株主価値を創出。

ドイツ・ダルムシュタットのメルクの消費者ヘルス事業は、多数の強力なブランド、製品、能力をもたらし、魅力的な補完的事業として、当社が既存の優れたブランドを引き続き成長させるための追加的な原動力となる。

ドイツ・ダルムシュタットのメルクの消費者ヘルス事業の買収により、P&Gがテバファーマスーティカル・インダストリーズ(NYSE: TEVA)と共同で進めて大きな成功を収めてきたPGTヘルスケア合弁事業は発展的に解消されます。同社は、規制当局の承認を経て、2018年7月1日に終了します。

PGTヘルスケア合弁事業は、売上高と利益で卓越した成果を上げ、設立以来50カ国以上で大規模なプレゼンスを確立。

しかし、最近の見直しを受けて、テバとP&Gは、優先順位と戦略に整合性がなくなってきていると判断し、提携を解消するための相互に有益な条件について合意に至る。PGTの製品資産は、それぞれの親会社に復帰し、それぞれ店頭販売製品事業が再構築される。

ドイツ・ダルムシュタットのメルクの消費者ヘルス事業は10億ドルの規模を持ち、過去2年間に6%の成長を遂げています。販売する店頭販売製品は幅広く、筋肉痛、関節痛、背痛、風邪、頭痛の症状を緩和する製品や、身体活動・移動を支援する製品が含まれています。代表的ブランドは、Neurobion、Dolo-Neurobion、Femibion、Nasivin、Bion3、Seven Seas、Kyttaで、その他多数のブランドが存在します。製品は主に、欧州、中南米、アジアで販売。

P&Gグローバル・パーソナル・ヘルスケア事業プレジデントのトム・フィンは、このように述べています。「ドイツ・ダルムシュタットのメルクが持つこれらの有力ブランドと消費者ヘルス事業の優れた従業員は、当社のパーソナル・ヘルスケア事業を上手く補完。

この買収は、当社がP&Gのために売上高と利益の拡大を推進していく助けとなる。ヘルスケア・パートナーの助力を得ることなく当社自身で世界的な店頭販売製品事業を成功させるために必要な能力と事業規模を得ることができるからである。

ドイツ・ダルムシュタットのメルクの会長兼最高経営責任者(CEO)のシュテファン・オシュマン氏は、このように語っています。「当社の消費者ヘルス事業を売却することは、ヘルスケア、ライフサイエンス、高性能材料事業においてイノベーション中心の事業に集中するという当社の戦略における重要なステップ。

これは、当社が先進的な科学技術会社として事業資産を積極的に最適化していくことに継続的に注力していることを明確に示し、消費者ヘルス事業は、将来の発展に向けて最高の機会を得るに値する強力な事業。

当社は、P&Gが高い評価を得ている優れた企業であり、この事業を今後推進して成功させるために必要な規模も備えていると判断。

ドイツ・ダルムシュタットのメルクの執行委員兼ヘルスケア事業最高経営責任者(CEO)のBelén Garijoは、このように述べています。「P&Gは世界的規模を持ち、消費者の健康と福祉に対する戦略的関心も持っていますので、当社チームの能力を生かして収益を確保しつつ消費者ヘルス事業を拡大させながら成長を加速できる優れた基盤を提供できます。両社の製品ポートフォリオ、製品パイプライン、地理的プレゼンスには、高い相互補完性があります。この取引により、私たちは、世界的な専門イノベーターとなって患者に画期的医薬品を届ける当社の戦略を厳格に推進していくことができる。

ドイツ・ダルムシュタットのメルクの消費者ヘルス事業は、44カ国で営業し、900種類以上の製品を擁しています。P&Gは、慣習的な条件の充足と規制当局による承認を経て、この取引を2018/19年度中に完了することを目指しているとのこと。

メルクからヘルスケア事業を買収したプロクター&ギャンブルの買い増しで合計保有株は117株となり平均買付株価は83.37ドルとなった。

【PG】Procter & Gamble Coの株価指標

株価 73.00ドル

PER 19.45倍

BETA 0.38

年間配当 2.87ドル

配当利回り 3.91%

年率EPS 4.20ドル

Payout Ratio 68.3%

増配年 61年連続(Since 1956)

【PG】プロクター&ギャンブルの購入理由

  • 61年連続増配の配当王
  • 一般消費者に馴染みが多い日用品ブランドを多数輩出している
  • ダウ銘柄で安定優良株。

1株あたり年間配当額は2.87ドルなので2.87×21=60.27ドル(6500円)の配当を得られる権利を獲得した。

【PG】プロクター&ギャンブルの日足チャート(1Year)

【PG】プロクター&ギャンブルの週足チャート(5Year)

P&Gの株価は大きく下落している。

どこまで下げるかはわからないが、じっくり買っていく。

米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ

今回のプロクターアンドギャンブル買い増しで米国株ポートフォリオ比率は10.8%になった。

次の定期購入ターゲットは米国株太郎10種のアメリカ株ポートフォリオが低い、【WMT】ウォルマート、【MO】アルトリア、【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンで考えている。

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