2017年のQ1,Q2でウォーレンバフェットがIBM株を売却したとの報道
バークシャーハサウェイは2011年から保有しているアイビーエムを3分の1売却したとのこと。
バフェット氏は、2016年末にIBMの約8100万株を所有し、2017年の第1および第2四半期に約3分の1を売却したとCNBCが報告した。
バフェット氏はCNBCとのインタビューでこう答えている。
- 6年前に購入したのと同じようにIBMを評価していない
- IBMは強固な会社だが、大きな競争相手もある
バークシャーハサウェイは依然としてIBMの株式5000万株を所有しており、バフェット氏は160ドルで売りを止めたと語った。
最近のIBM株価下落は20四半期減収減益だけではなかったのです。
決算発表は悪かったものの、そこまで下げる?と思っていた。
【IBM】アイビーエムの日足チャート(3Months)
【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)
【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)
株価が180ドルを超えたあたりから売却開始したとのことなので、チャートを見ても合点がいきます。
しかし売却した巨額な資金はどこに向かうのだろうか?【AAPL】アップルだろうか?
来週はバフェット信者が【IBM】を売ってくると想定されるため株価下落に対して、落ち着いて買い増し実施していきたいと考えている。
米国株太郎はIBMを悲観的に思っていません。減益であっても安定したキャッシュフローを創出し続けているからです。
また自社株買いを積極的に行っており、10年前から30%も発行済株式を減らしています。
現在のIBM株価は158.63ドルで配当利回りは3.77%となっている。(1株あたりの配当額:6ドル)
仮に株価下落するとすれば、配当利回りは
- 株価150ドル:配当利回り4.0%
- 株価133ドル:配当利回り4.5%
- 株価120ドル:配当利回り5.0%
となる。3月後半から小出しに買い増し実施してきたため、現時点において米国株太郎のIBM平均購入価格は141ドル。
上記配当利回りを考えると、株価下落しても企業業績は安定している限り、配当が下落相場のプロテクトとなりどこかで下げ止まると思っているため、積極的に買い増し実施していく。
どこまで下がるかは解りませんが、ポートフォリオ比率が20%を超えない範囲までは断続的に購入していきます。
ちなみに2016年末に【WMT】ウォルマートをバフェットが売却した時も株価下落しました。
今回のIBMとは規模が違うが、その後ウォルマートの株価は回復しており年末に買い増し実施した結果、米国株太郎のウォルマート含み益は17%になっている。
しかし少し前に下落しているベライゾンも買い増し実施したりと忙しくなってきそう。(ボーナスまでまだ1か月以上あるやんけ)