かんぽ生命の支払い審査をワトソンに託すことを導入したアイビーエムを3株512.34ドルで追加購入
かんぽ生命保険と日本IBMは11日、IBMの人工知能(AI)コンピューター「ワトソン」を使った保険金の支払い審査を始めたと発表した。審査の精度を高めながら、支払いまでの時間を短くできるとしている。
かんぽ生命の担当者が支払いの審査で判断に迷った場合、ワトソンに問い合わせると、どう判断すればいいか推定したり、過去の似たような事例を示してくれたりする。経験の浅い担当者でも審査しやすくなるという。
両社は2015年2月に審査業務への導入の検討を始め、ワトソンには約500万件の過去の支払い事例を機械学習させた。3月21日に審査業務に導入、4月中にコールセンターでの顧客対応にもワトソンを導入する。
ワトソンに支払審査を託されるかと思うと何とも複雑な心境だが、ある意味過去事例から類推するため公平とも思える。
そんなワトソン導入が各種企業に進んでいるアイビーエムの買い増しで合計保有株は24株となり平均買付株価は138.08ドルとなった。
【IBM】International Business Machines Corpの株価指標(2017年4月11日)
株価 170.78ドル
PER 13.73倍
年間配当 5.60ドル
配当利回り 3.27%
BETA 0.96
年率EPS 13.80ドル
Payout Ratio 40.6%
増配年 21年連続(Since 1995)
アイビーエムの購入理由
- NYダウ工業株30種指数銘柄であること
- 連続して減収減益であるが、高収益部門は順調に業績を拡大しており下げ止まりの目途が立ちそうなこと
- 21年連続増配銘柄であること
- 配当利回りも3%超えであること
1株あたり年間配当額は5.2ドルなので5.20×3=15.6ドル(1750円)の配当を得られる権利を獲得した。
【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)
【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)
ダウ平均が踊り場となってきた状態から若干の調整が入っているIBM。
減収減益から脱出しつつある高収益企業であるアイビーエムを今後も定期的に購入していくことにする。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のアイビーエム買い増しで米国株ポートフォリオ比率は7.8%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【PG】プロクター&ギャンブル、【MO】アルトリア、【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンで考えている。