【CSCO】シスコシステムズはLANスイッチやルーターを主力製品とするコンピューターネットワーク機器の世界最大手でダウ工業株30種平均株価指数採用銘柄かつ高配当銘柄

シスコシステムズは通信機器メーカーの最大手でルーターのシェアが世界で大きいITセクターのダウ30構成銘柄

シスコ・システムズ(Cisco Systems Inc)はIPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開する米国大手。

主要製品はLANスイッチ、サービス統合型ルータ、WANルータ、セキュリティーアプライアンス・ソフトウエア、ワイヤレスを含むネットワーク製品、クラウド化製品、オンデマンドコンテンツの視聴可能なソフトウエア「Videoscape」などを含む。

通信機器メーカーの世界大手であるシスコシステムズの主力製品は圧倒的なシェアを誇るインターネット接続用のルーターとスイッチである。IT機器や、AT&Tをはじめとした世界の通信事業者向けのネットワーク機器のシェアが大きい。

また、サーバーやワイヤレスの関連製品を強化し、データセンターやセキュリティなどサービス部門にも注力している。

インドや中国にも積極的に投資し世界のインターネット周辺機器も世界制覇している。

2009年にはダウ30銘柄にも採用され、質実ともに世界に誇る企業となった。

2000年のITバブルでは近年のアマゾンのように猛烈に買われた歴史を持つことでも有名である。

2011年からは配当を始め増配中であり、グロース企業から安定成長期に移行しつつある銘柄でもあるのがシスコシステムズです。

採用インデックス

  • ダウ30
  • S&P100
  • S&P500
  • ナスダック100
  • ラッセル1000

【CSCO】シスコシステムズの営業成績

ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)

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売上高も順調に成長し、営業利益,純利益ともに安定的である。グロスマージンも60%超えを継続しており、毎年ブレが少ない営業成績を残している。

【CSCO】シスコシステムズの利益・配当・純資産

EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率

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BPS,EPSともに右肩上がりの収益をもたらしている。近年は配当を開始し連続増配中である。

ROEも15%超で収益率高い。

【CSCO】シスコシステムズのキャッシュフロー

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当初は最先端技術を投入しているため設備投資が大きいと思っていたが、まったく違っていた。

設備投資は少なくキャッシュフローはすこぶる良い。

とても世界シェア、売上げ、キャッシュフローどれをとっても優良企業である。

【CSCO】シスコシステムズの株価チャート(10Year)

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2005年1月 株価19.42ドル 配当0.00ドル

2010年1月 株価24.10ドル 配当0.00ドル

2015年1月 株価28.29ドル 配当0.76ドル

2016年1月 株価27.38ドル 配当0.84ドル

2017年1月 株価30.56ドル 配当1.04ドル

2013年から配当を開始しており、ものすごい増配率で配当を出している。

ここ10年ではリーマンショックの影響もあり大きなボラティリティを形成しているいるが最高値を更新してきた。

配当もしっかり出すようになり世界シェアも高くワイドモートを築いており安定成長期に入ったシスコシステムズはITセクターにおいてポートフォリオ候補として問題ない業績を継続しています。

ちなみに以下はITバブル期を含んだ株価チャートです。

17022106

いかに大衆の狂気が市場の歪みを形成していたかわかりますね。時価総額は2001年に当時世界最大の5000億ドルもあった。

【CSCO】シスコシステムズはITバブルの象徴でもあるわけだが、着実に地に足をつけて現在も大企業かつ高収益の地位を築いている。

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