【UNH】ユナイテッドヘルス・グループは医療保険の最大手で政府機関や個人・企業向けに各種医療保険を提供するヘルスケアセクターのダウ工業株30種平均株価指数採用銘柄

ユナイテッドヘルス・グループは米国の医療保険企業で1億人のヘルスケアサービスを提供する医療サービスが柱のダウ30種採用銘柄

ユナイテッドヘルス・グループ(UnitedHealth Group Inc)は米国の医療保険会社。企業、公共機関、個人に各種医療保険プランを提供するほか、疾病、健康、薬剤に関する情報や医療貯蓄口座、移動医療サービスなどの各種サービスを提供。

また、医療関連の情報管理サービス、ソフトウエア開発、コンサルティングおよびアウトソーシングサービスを手掛ける。

企業や政府機関・個人向けに各種医療保険を提供する医療保険最大手であるユナイテッドヘルスはM&Aで成長してきた。

子会社オプタムが処方箋給付管理の薬剤給付管理(PBM)など医療サービスを強化している。

また、2015年にPBMのカタマラン社を買収し製薬会社との値引き交渉に寄与することが期待されている。

ROA：総資本利益率(%)
粗利率：グロスマージン(%)

グロスマージンは25％を維持しつつ売上げを順調に伸ばしている。

純利益、営業利益ともに安定した収支を確保。

EPS：一株当たり利益
DPS：一株当たり配当
BPS：一株当たり純資産
ROE：株主資本利益率

近年配当が増加傾向にあるが、2009年ころまで無配に近い配当額であった。

EPSも順調に増加傾向であり、ROEも20%近くを堅持しており優良企業といえる。

キャッシュフローマージンは最優良企業と比較して低めだが、かなり安定したキャッシュフローを長期で得ている。

2005年1月　株価43.60ドル　配当0.015ドル

2010年1月　株価30.95ドル　配当0.030ドル

2015年1月　株価103.12ドル　配当1.50ドル

2016年1月　株価118.64ドル　配当2.00ドル

2017年1月　株価161.37ドル　配当2.50ドル

2009年頃までは無配に近い状況だったが、近年増配率が急増している。

また、株価も大きく飛躍中である。

過去の配当履歴や近年の株価急上昇を考えると、グロースから安定成長期に入った企業と考えられる。

医療関係でトレンドが発生したら乗っかる株ともいえるかもしれません。