利益が予想上回り通期キャッシュフロー見通し引き上げのベライゾンより四半期配当131.67ドルを獲得
無線通信で米最大手ベライゾン・コミュニケーションズが24日発表した7-9月(第3四半期)決算は、利益が予想を上回った。家庭用インターネットと法人向け電話契約が伸び、個人向け携帯電話の契約減少を補った。
調整後の1株当たり利益は1.22ドル。ブルームバーグがまとめた平均予想は1.18ドルだった。
ベライゾン:3Q調整後1株利益、市場予想上回る
ベライゾンは通期見通しを上方修正。フリーキャッシュフロー(FCF)は180億ドル(2兆7000億円)余りと、従来のガイダンスから10億ドル引き上げた。営業収入は333億ドルで、市場予想と一致した。
携帯電話の契約数は10万件の純増。法人グループがけん引し、伸びは市場予想の6万8197件を上回った。一方、コンシューマー・グループは5万1000件の減少。ただ、減少幅は前四半期から縮小した。
家庭用無線インターネットの契約者数は38万4000件と、市場予想の26万2000件を上回る伸びとなった。
【VZ】ベライゾンからの配当金
ベライゾンより1株あたり0.665ドルの四半期配当金となっているので、0.665×198=131.67ドルが実際の配当金となります。
2023年8月【VZ】配当との比較
前回の四半期配当から買い増しを行っていないが増配により配当が増加しています。
【VZ】Verizon Communications Incの主要指標(2023年8月)
株価 38.04ドル
PER 7.59倍
年間配当 2.66ドル
配当利回り 6.92%
Payout Ratio 57.46%
増配年 19年(Since 2005)
【VZ】ベライゾンの日足チャート(1Year)
【VZ】ベライゾンの週足チャート(5Year)
下げトレンドに終止符?