気候変動リスクを反映し米メジャー3社を格下げされたエクソンモービルより四半期配当257.52ドルを獲得
S&Pグローバル・レーティングは11日、米メジャー(国際石油資本)のエクソンモービル、シェブロン、コノコフィリップスの長期債格付けを1段階ずつ引き下げた。2週間前に公表した気候変動と収益性の低さに伴う石油業界のリスク特性の修正を反映した。
エクソンとシェブロンの長期債格付けは「AA」から「AA-」、コノコフィリップスは「A」から「A-」にそれぞれ引き下げられた。格付け見通しはエクソンが「ネガティブ(弱含み)」、シェブロンとコノコフィリップスは「安定的」。
S&Pは発表資料で、格下げ決定について「炭化水素ファンダメンタルズの予想されるボラティリティー拡大や業界の収益性の低さ、炭素・温室効果ガス(GHG)排出と気候変動に起因するエネルギー転換に伴うリスク増大」を反映したと説明した。
厳しいながらも投機的な原油高や長期債券利回り上昇で株価が持ち直ししているエクソンモービルから四半期配当296株分257.52ドルの四半期配当を受け取りました。
【XOM】エクソンモービルからの配当金
エクソンモービルより1株あたり0.87ドルの四半期配当金となっているので、0.87×296=257.52ドルが実際の配当金となります。
2020年12月【XOM】配当との比較
前回四半期配当より買い増し実施していないことから配当差異はありません。
【XOM】Exxon Mobil Corporationの株価指標(2021年3月13日)
株価 61.97ドル
PER -倍
年間配当 6.52ドル
配当利回り 5.10%
年率EPS 11.12ドル
Payout Ratio -%
増配年 37年連続(Since 1983)
【XOM】エクソンモービルの日足チャート(1Year)
【XOM】エクソンモービルの週足チャート(5Year)
コロナ前の水準まで戻してきた。