欧州の中小企業に対する信用情報へのアクセスと、デジタル化された証券関連データとの連携を実現するためにIBMのブロックチェーン技術を活用していくと発表したアイビーエムを10株1448.0ドルで追加購入
ロンドン証券取引所グループ(LSEG)が運営するイタリアの証券取引所Borsa Italianaは現地時間7月20日、欧州の中小企業に対する信用情報へのアクセスと、デジタル化された証券関連データとの連携を実現するためにIBMのブロックチェーン技術を活用していくと発表した。
中小企業は今まで、公開株式取引ネットワークや、正式な信用構造から切り離されていた。しかしBorsa Italianaは、この計画によって中小企業の証券取引における株式売買や運用をより容易にしていきたいと考えている。
IBMは「ブロックチェーンソリューションによってデジタル化され、効率性と透明性が高められたプロセスを用いることで、発行者や監督機関、投資家といったさまざまな関係者は、企業情報に対するより深い洞察が得られるようになる」と述べている。
Borsa Italianaはこのブロックチェーン技術を利用することで、欧州の非上場企業の株式売買方法を変革し、株主情報に関する透明性を高めるとともに、こうした企業の信用情報へのアクセスを拡大できると期待している。
そんなブロックチェーン技術を導入企業が増えているアイビーエムの買い増しで合計保有株は47株となり平均買付株価は153.8ドルとなった。
【IBM】International Business Machines Corpの株価指標(2017年7月27日)
株価 144.8ドル
PER 12.04倍
年間配当 6.00ドル
配当利回り 4.13%
BETA 0.98
年率EPS 13.80ドル
Payout Ratio 43.5%
増配年 22年連続(Since 1995)
アイビーエムの購入理由
- NYダウ工業株30種指数銘柄であること
- 連続して減収減益であるが、高収益部門は順調に業績を拡大しており下げ止まりの目途が立ちそうなこと
- 22年連続増配銘柄であること
- 配当利回りも3%超えであること
1株あたり年間配当額は6.0ドルなので6.00×10=60.0ドル(6660円)の配当を得られる権利を獲得した。
【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)
【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)
21四半期連続減収を発表して株価がさらに下落している。
配当利回りも4.1%を超えておりかなり高配当の部類に入る。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のアイビーエム買い増しで米国株ポートフォリオ比率は11.5%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い、【MCD】マクドナルド、【PG】プロクターアンドギャンブル、【JNJ】ジョンソンエンドジョンソンで考えている。