【WMT】ウォルマートより四半期配当(2021年4月)-54.45ドル受取-1.9%増配で48年連続増配に

米企業以外のマーケットプレース参入を解禁のウォルマートより四半期配当54.45ドルを獲得

米小売大手ウォルマートの経営陣は、マーケットプレース(ネット上の取引市場)に掲載する販売業者は米国で登録されている企業に限るとしていた規則を撤廃した。

これにより外国の企業も、現在ではウォルマートのウェブサイトで商品を販売できるようになった。

今回の変更の目的が、アマゾンに対抗しつつ、中国の製造業者の巨大なネットワークを活用することであることは明らかだ。

今後は安全・倫理的でない製品が掲載されないよう、同社の信頼・安全性を統括するグローバルチームが業者を審査する。

当初から掲載を許されていたのは米国に拠点がある企業だったことから、新たに追加される販売業者は現段階ではウォルマートの全販売業者のほんの一部になるはずだ。しかし、それもすぐに変化するだろう。

ファッション情報サイトのビジネス・オブ・ファッション(Business of Fashion)が報じたところによると、中国の製造業者は米国の顧客に商品を販売するため、米国のマーケットプレース参入を目指すことが多い。

米国では、アマゾンのマーケットプレースにおける全売り上げの40%近くが中国の業者によるものだ。また、アマゾンの新たな販売業者の75%は中国の業者だ。ウォルマートも外国企業に門戸を開いていく中で、同じような比率になることが見込まれている。

ウォルマートのマーケットプレースが海外の企業に開かれるようになるにつれ、同社の顧客はアマゾンの売れ筋ランキングで上位を占める多様な商品をさらに手頃な価格で選べるようになる。これにより競争が激化するだろう。

世界の仕入れは2021年、約5320億ドル(約58兆3000億円)に達すると予想されている。このうち60%はアマゾンが調達すると見込まれている。アマゾンが販売する商品には大抵15%の手数料が上乗せされていて、さらに倉庫での保管や配送にも料金がかかる。

ウォルマートのダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)は、マーケットプレース事業は同社にとって非常に大きな機会だと述べた。マクミロンは2月の会合で、ウォルマートは注文処理など新たなサービスの拡大に注力すると投資家に伝えている。

最近では、ウォルマート米国部門のジョン・ファーナー社長兼CEOが、米国で製造・栽培・組み立てが行われた商品に2億5000万ドル(約270億円)を投資すると発表した。ファーナーは、地元で調達された新たな良い商品を見つけたいと考えている。

これは、米国で新たに雇用を創出することにもなる。ウォルマートのこの新たな称賛すべき取り組みは、外国から安価で競争力のある商品を調達することとは相反しない。筆者の意見では、この2つの取り組みは互いを補完し、消費者の異なるニーズを満たすことができるものだ。

現時点では、ウォルマートの経営陣は米消費者のニーズを意識している。バイデン政権により、数百万人の消費者に巨額の救済策が与えられてはいるものの、米経済にはまだインフレ圧力の脅威が残っている。ウォルマートは、中国の製品をマーケットプレースで提供することでその圧力を食い止めるのに一役買っている。

同社のマーケットプレースに登録している販売業者の数は公表されていないが、市場調査会社マーケットプレース・パルス(Marketplace Pulse)は8万社ほどと見積もっている。ウォルマートがネット上で販売している商品は8000万点を超えている。

筆者は、新たに追加される業者の75%が中国企業になると見積もっているが、欧州や英国などの企業も参入することは確実だ。

こうした取り組みを進めることで、ウォルマートは現在新たな成長を遂げようとしている。それは同社にとっても、経済全体にとってもプラスになるはずだ。

実店舗で地に足をつけつつAmazonと競合していくウォルマートから99株分の四半期配当を受け取りました。

【WMT】ウォルマートからの配当金

ウォルマートより1株あたり0.55ドルの四半期配当金となっているので、0.55×99=54.45ドルが実際の配当金となります。

2021年1月【WMT】配当との比較

前回四半期配当権利落ちより買い増し実施していないが増配により受取配当は増加しています。

新サービス、返品商品を自宅で「回収」できるウォルマートより四半期配当53.46ドルを獲得 米小売り大手のウォルマートは21日、同社のサイト...

【WMT】Walmart Inc.の主要指標(2021年4月9日)

株価 139.71ドル

PER 31.75倍

年間配当 2.20ドル

配当利回り 1.57%

年率EPS 5.45ドル

Payout Ratio 40.15%

増配年 48年連続(Since 1973)

【WMT】ウォルマートの日足チャート(1Year)

【WMT】ウォルマートの週足チャート(5Year)

今年に入って株価軟調も最近の米国株式市場の堅調さに引っ張られ上昇傾向にある。

配当王まであと少しの48年連続増配は素晴らしい。

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