IBMと【CSCO】シスコシステムズ(Cisco Systems)はセキュリティ関連の製品やサービス、脅威インテリジェンスの統合を目的とする新たな提携の締結を発表し、システムと統合していくアイビーエムを10株1528.08ドルで追加購入
Cisco Systems【CSCO】とIBMは、セキュリティ関連の製品やサービス、脅威インテリジェンスの統合を目的とする新たな提携の締結を発表した。
両社はそれぞれ、大々的にセキュリティ事業を展開している。今回の提携によってCiscoのセキュリティスイートとIBMの「QRadar」が、ネットワークやエンドポイント、クラウドをまたがって統合されることになる。
また、IBM Global ServicesがマネージドセキュリティサービスにおいてCisco製品をサポートするようになる。さらに、CiscoとIBMはセキュリティ分野の研究でも連携し、IBMのX-ForceチームとCisco Talosチームが脅威インテリジェンスの研究やサイバーセキュリティのレスポンスで協力していく。
具体的に述べると、両社は以下の面での統合を目指す。
- Ciscoのセキュリティ製品が、IBMの「Cognitive Security Operations Platform」と統合される。
- Ciscoは、IBMのQRadarセキュリティアナリティクスプラットフォーム向けのアプリケーションを開発する。最初に開発される2本のアプリケーションは「IBM Security App Exchange」で公開される。
- Ciscoの「Next-Generation Firewall」(NGFW)と「Next-Generation Intrusion Protection System」(NGIPS)、「Advanced Malware Protection」(AMP)、「Threat Grid」がIBMのプラットフォームと統合される。
- IBMの「Resilient Incident Response Platform」(IRP)がCiscoのThreat Gridと統合される。
シスコシステムズとアイビーエムはどちらもダウ銘柄。そんな両社がタッグを組みシナジー効果が得られれば強固なサイバーセキュリティシステムが構築されるであろう。
バフェット率いるバークシャーハサウェイが株を売り、プレミアム分が削ぎ落されたが、多額のキャッシュフローを生み出すアイビーエムの買い増しで合計保有株は38株となり平均買付株価は144.12ドルとなった。
【IBM】International Business Machines Corpの株価指標(2017年6月1日)
株価 151.92ドル
PER 12.49倍
年間配当 6.00ドル
配当利回り 3.95%
BETA 0.96
年率EPS 13.73ドル
Payout Ratio 43.7%
増配年 22年連続(Since 1995)
アイビーエムの購入理由
- NYダウ工業株30種指数銘柄であること
- 連続して減収減益であるが、高収益部門は順調に業績を拡大しており下げ止まりの目途が立ちそうなこと
- 22年連続増配銘柄であること
- 配当利回りも3%超えであること
1株あたり年間配当額は6.0ドルなので6.00×10=60.0ドル(6600円)の配当を得られる権利を獲得した。
【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)
【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)
5月初旬にバフェットがIBMを売却していたことが公になって150ドルあたりで一旦下げ止まったように見えるためジャブを入れてみた。
今後も下げていくようであれば積極的に買い増し実施していきたい。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のアイビーエム買い増しで米国株ポートフォリオ比率は9.6%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【KO】コカコーラ、【PM】フィリップモリス、【MCD】マクドナルドで考えている。