【MO】ライバルの統合で動向が気にになるアルトリアを68.16ドルで8株買い増し(2017年1月)

英国【BAT】ブリティッシュアメリカンタバコと米国【RAI】レイノルズの統合が合意した、タバコ業界再編の波の中、アルトリアを8株545.28ドルで追加購入

英たばこ大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は、米2位のレイノルズ・アメリカンと経営統合することで合意したと発表した。

BATは未保有のレイノルズ株を494億ドル(約5兆6千億円)で取得する。電子たばこなどの新分野が成長する米国事業を取り込み、上場企業で世界首位の米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)に対抗する。

BATは現金と株式を用いて、レイノルズ株を1株あたり59.64ドルで取得する。2016年10月の買収提案時の同56.50ドルから取得額を引き上げた。BATは現在、レイノルズの42.2%の株式を保有しており、残りの57.8%を追加で取得する。

BATはラッキーストライクやケント、ダンヒルなどの主力ブランドを抱える。一方、レイノルズはキャメルなどを持つことで知られ、15年に米3位のロリラードを買収してシェアを高め、電子たばこ分野などを強化している。

かつて米国市場は健康被害に関する訴訟リスクが高く、BATは04年に米国事業をレイノルズに売却する見返りに、同社株を取得し、一度は米国から撤退していた。

世界展開するBATと、米国に強いレイノルズは地域的な事業の重複がないため、今回の統合にあたっては独占禁止法の観点からも規制当局の承認を得やすい見通し。両社は今年9月までの経営統合をめざす。統合3年後までに、少なくとも年間4億ドルのコスト削減効果が出るとみている。

BATのレイノルズ取得は、米国を巡るたばこ業界の再編につながる可能性もある。上場企業で売上高世界首位のPMIとマールボロを持つ米首位のアルトリア・グループはもともと同じ会社で、再び統合する可能性が取り沙汰されている。

大手たばこ2社が統合した。それに対し【MO】アルトリアと【PM】フィリップモリスは、もともと同じ会社であったため今後統合するのではないかと噂されている。

そんな【MO】を定期購入による買い増しで合計保有株は44株となり平均買付株価は65.08ドルとなった。

【MO】Altria Group Incの株価指標

株価 68.16ドル

PER 25.62倍

年間配当 2.44ドル

配当利回り 3.60%

BETA 0.56

年率EPS 3.03ドル

Payout Ratio 80.5%

増配年 47年連続(Since 1969)

アルトリアの購入理由

  • 47年連続増配銘柄であり配当貴族銘柄であること
  • 配当も3%超えであること
  • 増配率も安定して8%を超えていること
  • タバコ販売数は落ち込む傾向にあるが、売上減を販売価格を上げることで一定の利益をキープできること
  • マルボロという圧倒的に世界に認知されたブランドを有すること
  • 設備投資コストが低いこと

1株あたり年間配当額は2.44ドルなので2.44×8=19.52ドル(2200円)の配当を得られる権利を獲得した。

【MO】アルトリア日足チャート(1Year)

17011602

【MO】アルトリア週足チャート(5Year)

17011603

高値圏ではあるが、現在のマイルールにより定期購入していく。

米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ

17011604

今回のアルトリア買い増しで米国株ポートフォリオ比率は7.2%になった。

次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【XOM】エクソンモービル、【WMT】ウォルマート、【PG】プロクター&ギャンブルで考えている。

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